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23話 ページ25

そして10数年経った例のあの日、ノックバレして追われていたオレは廃ビルに逃げ込み、ライの拳銃を奪って胸にあてていた。

するとライはFBIの人間だとオレに言ってきた。銃を下ろそうとしたとき、オレ達を追いかけるように鉄階段を上がってくる音が再度聞こえたんだ…最初は追っ手だと思い、胸にまた銃をあて、引き金を引こうとした。

でも引く前に君の冷静に考えるようにしたと言う言葉をふと思い出した。
なぜ思い出したのかは分からないけど…すぐに音をちゃんと聞いた…それは過去に聞いた焦った時の零の特徴と同じだと思った。

最悪敵だったら自決をしようとその時には冷静になってた。


景「んで、ちゃんと見たら零だったんだよなぁ…」

『零くんがどうかしましたか?』

景「えっ!?びっくりした」


突然聞こえたAちゃんの声にびくりと身体が跳ねてしまう。

『え、あ…ごめんなさい。紅茶入れたから飲むか聞きに来たんですけど…』

景「いや、大丈夫だよ…紅茶貰うね」

眉を下げたAちゃんの頭をポンっと撫でながら答えてはリビングに向かおうとドアから出る。

あの時、特徴を聞いて…ゲーム感覚で聞き分ける能力を覚えといてよかったな…。
今はサポートやらなんやらですごく助かってるし…Aちゃんはやっぱりオレの恩人だ…。

彼女がピンチの時は絶対に助けよう。

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nekonatsu6(プロフ) - すいません💦33と34が抜けてるんですけど間違いですか?間違ってたらすいません!これからも頑張って下さい!応援してます!! (2022年5月24日 22時) (レス) id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白くて一気に読んでしまいました!!リクエストなんですが、映画の純黒の悪夢(できればキュラソー救済からの警察側の仲間になる)を読みたいです!!よろしくお願いします。これからも更新楽しみにしてます!! (2022年5月21日 11時) (レス) @page34 id: 3df9c04991 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月彗 | 作成日時:2022年5月9日 23時

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