19話 ページ21
爆弾事件は解決しないまま更に1年が経ち、年が明けしばらく経った2月、
兄が急に連絡が全く取れなくなっていた幼なじみの1人を連れて家に帰ってきた。
『…ひ、景くん…?髭がなくなって…なんか若くなってる…?いや、なんか雰囲気違う…てかなんで突然うちに…』
奏「お、ビックリしてる…とりあえずお腹すいたからご飯食べたい」
『へ、…う、うん…わかった』
事前に兄から1人分多く作って欲しいと連絡が来ていたため、2人分用意していたご飯を見れば目を輝かす2人に少し懐かしさを感じる…ここに零くんもいたら良かったのにな…。
奏「いただきまーす!とりあえず、景がいる理由はご飯後に話すね」
景「ほんとに急にごめんね」
『ん、大丈夫だよ。景くんに久しぶりにご飯振る舞うから緊張するよ…美味しいといいんだけど…』
景「Aちゃんのご飯はいつでも美味しいから大丈夫だよ。いただきます」
1口食べると美味しいと思ってくれたのか1口、また1口とどんどん口の中に入っていく。
ここまで言い食べっぷりだと嬉しくなるな…なんて考えながらキッチンを片付け、紅茶を入れた頃、食べ終わったのか兄がまとめて食器を持ってくる
奏「ごちそうさま、美味しかったよ…片付けはするから景の話を聞いてやってくれ」
『ん、わかったよ』
景くんに紅茶を持っていきテーブルに置けば真剣な顔をした彼が目に入る
景「まず今から話すことと、ここにオレがいることでこれから奏人やAちゃんに迷惑をかけてしまうことになるかもしれない…本当に申し訳ないことをしていると思っているが今、近場で安全なのはここだけだったんだ…」
358人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nekonatsu6(プロフ) - すいません💦33と34が抜けてるんですけど間違いですか?間違ってたらすいません!これからも頑張って下さい!応援してます!! (2022年5月24日 22時) (レス) id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 面白くて一気に読んでしまいました!!リクエストなんですが、映画の純黒の悪夢(できればキュラソー救済からの警察側の仲間になる)を読みたいです!!よろしくお願いします。これからも更新楽しみにしてます!! (2022年5月21日 11時) (レス) @page34 id: 3df9c04991 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月彗 | 作成日時:2022年5月9日 23時