10話 ページ12
時たまに小さな事件に巻き込まれていたが特に代わり映えのない日々を過ごし、2人と出会ったマンションの爆弾事件から数年たった。
兄さんと陣平くんは捜査一課に移動になった。4年前の犯人からきた予告状の内容から今年また何かあると予想しており、それを調べるために兄は家に帰ってきていない…。
そして今日は11月7日、マンションの爆弾事件が起きた日と同じ日。そんな日に私が何をしているかと言うと…
「もう大丈夫だね、でも無茶はまだダメだよ」
『はい、ありがとうございます』
米花中央病院にて診察を受けていた。
実は数週間前、ひったくり犯にぶつかられ、そのまま捕まえるときにちょっとヘマして怪我をしました…って誰に語りかけてるんだ私は。
「それにしても刃物を持ったひったくり犯に切られるなんて…傷が残らなくてよかったよ」
『そうですね、ついてました。…いや…ひったくり犯にぶつかられた時点ではついてないのですが…』
「とにかくまだ無理はダメだからね、気をつけてね」
『はい、気をつけます…失礼しました。』
ガラガラと音を立てて診察室のドアが閉まると声をかけてくる男が1人、
萩「お、診察終わった？怪我はどうだって？」
『あ、研二くん…もう完治です。元々そこまで深い傷じゃなかったので』
萩「それでも女の子に傷がのこっちゃったら大変でしょ？それに俺と一緒じゃない時に怪我したとはいえ、仁科ちゃんにバレたらなんて言われるか…、」
心配されながら診察室から受付へ戻ってる頃、待合室のテレビでは遊園地で爆発がおきたのか観覧車が映ったニュースが流れ、みんなが注目している。
あれ、よく見たら杯戸町のショッピングモールの屋上か？
萩「これって2人が最近帰ってきてない原因？」
『そうですね、4年前の事件の犯人と同じらしいです…あ、ちょっと御手洗に行ってきます』
萩「ん、りょーかい。ここでニュース見てるよ」
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nekonatsu6(プロフ) - すいません💦33と34が抜けてるんですけど間違いですか?間違ってたらすいません！これからも頑張って下さい！応援してます！！ (2022年5月24日 22時) (
レス) id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 面白くて一気に読んでしまいました!!リクエストなんですが、映画の純黒の悪夢(できればキュラソー救済からの警察側の仲間になる)を読みたいです!!よろしくお願いします。これからも更新楽しみにしてます!! (2022年5月21日 11時) (レス) @page34 id: 3df9c04991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月彗 | 作成日時：2022年5月9日 23時
