いつかまたキミと…《紫》２ (ページ38)

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次の日の放課後
のんちゃんが教室まで迎えに来て
一緒に学校を出る

今日はのんちゃんがたまにバイトをしている
お店に行く事になった

そこはこじんまりとした小さなカフェで
カフェと言うよりは喫茶店と言った感じ
とても落ち着いた雰囲気のお店だった

『こんなところでバイトしてたんだね♪』

望「意外やろ？俺のおとんがマスターと知り合いで、何かと良くしてもらってんねん♪」

私達はマスターと軽く挨拶をして席に座ると
注文を取りに店員さんがやって来た

「ご注文は？」

『あ！！！神ちゃん？…だったっけ？』

望「え、まさかの知り合い？！笑」

神「おー！全然気付かへんやったわ！久しぶりやなぁ♪」

望「え？え？何で？神ちゃん知ってるん？」

『前に合コン行ったとき…』

神「そうそう！まさか望の彼女がAちゃんやったなんて、ビックリやわ！笑」

望「あー！付き合う前に行ってたなぁ！神ちゃん合コンとか行くんやぁ～笑」

神「付き合いやけどな？笑んで、注文は？」

望「あ、俺カフェラテ！」

『私カフェモカー♪』

神「はいよー！ごゆっくりな♪」

そう言って神ちゃんは裏に入って行った

『神ちゃんとバイト一緒だったんだね♪』

望「おん！バイトで知り合ってんけどな？最初は第二の奴やし髪の毛あんなんやし、絶対仲良くなれん思ってんけど…笑話したらめっちゃいい奴やん！ってなってん！笑」

『そうなんだぁ♪世間狭いなぁ～笑』

望「ほんまやな！笑」

そうこう話していると
神ちゃんが注文したドリンクを持って来た

『わぁ～♪♪美味しそぉ♪これは映える！笑』

望「俺も一緒写して♪笑」

神「そういや、シゲがAちゃんから相談受けて、心配しとったけどその相手って望の事やったんや！仲直り出来て良かったな♪」

望「相談？」

『あ、うん…そう…』

まずい…
シゲに会って相談した事
のんちゃん知らないんだった…