いつかまたキミと…《紫》２ (ページ30)

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重「久しぶり会えて良かったわ♪また何かあったらいつでも連絡しろよー！またな♪」

『うん！本当にありがとう。』

そう言ってお互い手を振り
シゲと別れて家に帰った

私は自分の部屋に入り
左腕に付けた濵ちゃんとお揃いの
ブレスレットを外して
アクセサリーを並べてある
棚に置いた

次の日朝私は駅前にいた

望「え…」

『おはよっ！』

のんちゃんを見つけて手を振った

望「何してんの？」

『待ってた！行こっ♪』

私はのんちゃんの手を取り歩いた

『ブレスレットも外したし、濵ちゃんとはこのままのつもり！だから仲直りしたい！ごめんね。のんちゃん…』

望「いや、俺も…Aの事好き過ぎて余裕なくなっとった…ごめん」

『ううん！のんちゃんは悪くないよ！私が全部悪いから…』

望「これからは隠し事なしな？あと、俺がA守る！！」

『うん、ありがと』

ごめんね。のんちゃん…
私は昨日シゲと会った事は言わないでいた…

今日は駅から一緒に歩くから少し長い登校時間
それはすごくあっという間に感じて
すごく幸せな時間だった

校門に入る手間で
前に濵ちゃんと結衣がゆっくりと歩いてる
のが見えた…

私達がこのままのスピードで歩いたら
追い抜きそうなほどゆっくりだ…

私は少し気まずそうにしていると

急にのんちゃんが私に肩を組んできた

望「見せつけてやんもんねぇ～笑」

そう笑顔で言うと２人の横を通り過ぎながら

望「濵ちゃんおっは～♪」

濵「お、おう…おはよ…」

のんちゃんは笑顔で片方の手を
上げながらそう言った

『ちょ、のんちゃん！！』

望「嫌やった？」

『ううん！ちょっとビックリしただけ…笑』

そう言うと私の髪をぐちゃぐちゃにした