いつかまたキミと…《紫》 (ページ8)

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▼ ８．ページ8

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「やっぱり…彼氏いるんすよね？」

『へ？彼氏？……彼氏はいないけど』

「え、じゃあいつも一緒にいる中に彼氏がいるんじゃないんすか？」

『いや、あれは友達だから…彼氏はいないよ？』

「なら何でですか？！」

え、何この子…
めっちゃグイグイ来るじゃん…

『いや、そもそもあなたの名前知らないし…それで急に付き合ってって言われても…』

「あー、俺１年Ａ組の小瀧望っていいます！…あ、じゃあ！これから友達になってもらえませんか？望って呼んで下さい！」

『んー、まぁ…友達なら…』

望「ほんまっすか？！やった♪ありがとうございます！俺！先輩の事諦めません！」

『あ、うん、いや…』

何こいつ！めんどくさっ！！
諦め悪すぎる…

私は言葉に詰まって困っていた

すると…

濵「なぁー！Aー！遅いわ！帰るで！」

濵ちゃんが屋上の扉を開けて
そう言った

ナイス！濵田！！！！

『あ、ご、ごめん！私帰らなきゃ！』

望「また声かけるんで！ゆっくり話しましょうね！先輩！」

『うん！じゃあねー！』

私は逃げるように走って濵ちゃんの元へ向かった