いつかまたキミと…《紫》 (ページ43)

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濵「分かるわ！何年一緒おる思ってんねん！笑」

『そうだよね～』

『でもね！！！違うの！昨日駅前にのんちゃんが歩いてるの見て…女の人と歩いてた…』

濵「は？まじで？あいつやるな～さすがイケメンやな～羨ましいわ…」

『いや、感心してる場合じゃないから』

濵「それで悩んでるん？」

『うん…』

濵「お前アホやなぁ～笑」

そう言って今度は濵ちゃんが後ろから
私の頭をぐちゃぐちゃにする

『ちょ、ちょっと！！』

濵「普通に本人に聞いたらええやん！どーせ明日学校で会うんやろ？笑」

『そうだけど…』

濵「そんな短期間で気持ちが変わるやつとは思えへんけどなぁ～」

『確かに…それは言えてるかも』

濵「せやろ？やから悩んでる暇あったら明日直接聞け！笑」

『うん…そうする…』

濵ちゃんはいつもそう
最初は相談なんかダルい～なんて言いながら
最終的にはちゃんと解決してくれる

解決というか、私の気持ちを上げてくれる
だから私はいつも濵ちゃんに相談するんだと思う

『ありがとっ！！やる気出てきた！！明日絶対聞く！！』

濵「おう。あー腹減ったぁー！何か食い行こうや！Aの奢りで！笑」

『な、何で私が奢らなきゃいけないの！！？』

濵「相談乗ってくれたお礼やろ？笑」

何も言い返せない私…
今日もきっちり奢らされました…