いつかまたキミと…《紫》 (ページ42)

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次の日私は濵ちゃんちへ向かった

１人で悩んだときはだいたい濵ちゃんを頼る
私は今までも何か悩み事があると
フラっと濵ちゃんちに行って話しを聞いてもらっていた

『こんにちはー♪急にごめんなさい。濵ちゃんいますかー？』

濵ママ「こんにちは～崇裕まだ寝とるで！Aちゃん起こして～笑」

いや、もうお昼過ぎてますけど？笑

『おじゃましまーす♪』

私は家に入りそのまま濵ちゃんの部屋に向かった

そこにはベッドの上で
すごい体勢で寝ている濵ちゃん…

『おーい！！！もうお昼過ぎてますけど～！！』

私は濵ちゃんの頭を両手でぐちゃぐちゃにした

濵「あーもう！何やねん！休みぐらいゆっくり寝かせてや！！！」

そう言って寝返りをうちまた眠りにつく

『もぉー！！！話し聞いてよ！！！！』

私はベッドを背もたれにして
その辺に散らばっていた雑誌を手に取った

濵「話しってなん？笑」

結局気になって起きてんじゃん…笑

『私…恋したかも…』

私は濵ちゃんが目を見開いてビックリする姿を
想像していた

濵「なーんや、そんな事か！笑」

濵ちゃんは全く驚く様子はなかった

『え、驚かないの？？』

濵ちゃんは体を起こしながら

濵「どーせ、望やろ？ええやん！悩む必要なんてないやん！１回告られてるし」

そう言った

『分かってたんだ…』