いつかまたキミと…《紫》 (ページ27)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:57,848 hit

▼ ２７．ページ27

.

帰りのHRが終わり
みんなが帰って行く中

望「A～♪」

お昼も会った望がこっちに手を振る

照「望も行くやろ？」

望「行くに決まっとるやーん♪焼肉やで？」

『早く行こ行こ～♪』

濵「Aおばちゃんに連絡せんでええの？飯いらんって」

『あー、今お母さんお父さんのとこ行ってて…』

濵「そうなんや！」

お母さんは月１で１週間ぐらい
単身赴任してるお父さんのとこに行く

だからその間は１人で生活してる

もうずっとだからこの生活にも慣れた
逆に色々言われたりしないから
１人で伸び伸びやっていた

望「ここの焼肉うまいなぁ～！」

照「せやろ？ここ安くてうまいねん♪」

みんなは満足そうに肉を頬張る

照「てか、昨日の合コンどうやったん？」

『んー、まぁ、楽しかったよ♪』

照「へぇ、珍しいな！Aが合コン楽しかったやなんて」

淳「いつもは、もう絶対いかん！とか言うのにな？」

照「なぁ、LINEとか聞かれた？笑」

『んー、１人ね！』

望「は？聞いてへんで！！！」

『いや、でもその人結衣といい感じで協力するために交換しただけだから！』

濵「へ～、結衣もやるなぁ～笑」

望「えー！！！」

そう言って納得がいってない様子ののんちゃん

照「望！！そない心配せんでええって～！こいつみたいな奴が合コンでモテるとかまずない！」

濵「せやな！」

淳「おったらよっぽどのモノ好きやな」

望「えー！！嫌や！！！」

それでも不貞腐れてるのんちゃん

『もぉ、本当のんちゃんは優しいねぇ～』

そう言ってのんちゃんの頭をポンポンとする

照「はよ、そこ付き合ってしまえ！！笑」

望「やってよ！Aどうするー？笑」

『んー？まだかなぁー？笑』

望「まだって事は可能性あるん？？？」

『え、なくはないよ？まだもっとタイミングあるかなぁー？って…』

淳「おー！それはAにしては結構やな！そんなん言うてるの初めて聞いたわ！」

照「望！！！あともうちょいや！！頑張り！！」

望「おうっ！！！」