青い春【紫】２ (ページ47)

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『………え、？』

濵「え？え？何？ダ、ダメやった？」

『え？なに？なに？え？』

そうです。頭パニック中です←

濵「え？俺もーって言うたんやけ、ど…？」

『す、好き？！私の事？！！』

濵「おん！好きやで？」

『と、友達として？！』

濵「ちゃうって！女としてやって！！！」

『えー！！！！やだ！無理！！！！』

私はその場にしゃがみ込み頭の中を整理する←

濵「な、何が無理なんよー？まさか冗談やったとか？！」

濵田くんも急いでしゃがみ込み私の顔を除いた

『そんなわけないよ！！本気だもん！』

私は顔を上げ濵田くんにそう訴える

濵「ならええやんっ♪」

くしゃっと笑う濵田くん

『つ、付き合ってくれる？』

濵「当たり前やんっ！両思いやし♪」

『わ、私、でいいの？』

濵「ええよ？」

『私、お腹空いたら不機嫌になるよ？』

濵「ええよ？」

『ワガママだし、性格悪いし…』

濵「もぉ、ええって！分かった！笑」

濵田くんはそう言ってギュッと抱きしめてくれた

『やば、泣きそう…』

濵「なんでやねん！こんなときは笑ってやぁ！笑」

『うぅ…』

濵田くんのその一言にまた涙が込み上げる
昨日から泣いてばっかりだ

でも昨日とは丸っ切り違う涙

濵「ほらぁ～花火終わってまうでぇ？」

そう言って頭をポンポンとする濵田くん

私達は立ち上がり手を握って最後の花火を眺めた

涙で滲んでて人生で１番綺麗な花火だった