青い春【紫】２ (ページ28)

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文化祭当日

さすが今流行りのタピオカだけあって
午前中から大繁盛だった
忙しすぎて少し濵田くんと回れる事を
忘れるくらいだった

やっとお昼になり後半のグループと入れ替わり

私はトイレで化粧直しをしていると
沙知が入ってきた

沙知「お疲れ！濵田くんから連絡来た？」

『お疲れぇ！うん！この後濵田くんも空き時間だって♪』

沙知「それで化粧直しねっ！笑」

『もぉ忙しすぎてヨレヨレだけどね、最悪～』

沙知「大丈夫っ！可愛いよっ♪」

『ありがとぉ～～緊張して来たぁ～』

私達はそう話しながらトイレを出ると
クラスの男子から声を掛けられた

「あ、しげと照史知らん？」

『多分２人一緒に回ってるはずだけど、、？』

「教室来るように言うとってや！よろしく！」

そう言って去っていった

沙知「まじか、、」

『いいよ、私探してくる！沙知このあとも委員で忙しいでしょ？』

沙知「濵田くんは？」

『まだ待ち合わせの時間あるし♪しげに鬼電する～笑』

沙知「おけ！じゃあ楽しんでね♪」

沙知別れて
すぐにしげに電話する

『出ない…』

もぉ、こんなときにぃ～～！！！

私は学校中をウロウロ
照史にも電話するけど出ない、、

すると中庭で野球のゲームらしきもので
少年のようにはしゃいでる奴を見つけた

『もぉ～やっと見つけたぁ～～』

重「お！いいとこ来た！勝負しようや！笑」

『しない！クラスの男子が呼んでるよ！それだけ！じゃあね。』

もぉ呑気な奴。ムカつく。

私はしげにそう伝え
濵田くんとの待ち合わせ場所に
急いで向かった

やっと濵田くんに会えるっ♪
癒してもーらおっ♪

なんて、私も呑気にそんな事考えてた