青い春【紫】２ (ページ22)

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夏休みが終わり次は文化祭シーズンに突入

あれから濵田くんとは会えば話す程度で
夏休み前とは何ら変わりのない関係だった

沙知はお祭り事件から少し濵田くんの事
良くは思ってくれていない

けど、私はやっぱり話してると
ドキドキするし、いつも濵田くんを
どこかで探してる自分がいる

『あのとき、あのまま付き合っとけば良かったのかなぁ～？』

沙知「まだ言ってんの？！いいよ！付き合わなくて正解だよ！！元カノに会ってメンタルやられて、その勢いで彼女作ろうとするやつなんか！！彼氏にしなくて正解だよ？」

『そんなハッキリ言わないでよぉ～』

沙知「あ、ごめん。つい言い過ぎた、笑」

『はぁ～もう一回告白してフラれたら諦め付くかなぁ？』

沙知「まぁ、次の恋愛にいきたいならそれも有りかもねぇ～」

お昼沙知と屋上からグランドを見下ろしながら
そんなやり取りをする

グランドには濵田くんと小瀧くんと男子達が
バスケをしている

『もぉスポーツまで出来るなんて、どんだけかっこいいんだよっ！！！！』

沙知「重症ですね。笑」