デート ページ7
・
(バンッ)
「ジョングガ！」
JK 「ヌナ、久しぶり」
ジョングクとのデート当日。
車で私の家の前に迎えに来てくれた。
「んー、会いたかった〜！」
どちらともなく、抱き合う私たち。
毎回目の前にジョングクがいることが、不思議で嬉しくて仕方ない。
ジョングクは、体を少し離すと私のおでこにチュッ、と口付ける。
JK「じゃあ行こっか」
エンジンをかけて、ハンドルを握り直す。
運転をするジョングクはいつ見ても、カッコいい。
「今日どこ行くの？」
JK 「んー、秘密」
「えー、気になる…」
JK 「俺がヌナとしたいことしに行く」
「…したいこと？」
私が繰り返せば、ジョングクは少し口角をあげる。
したいことって何だろう…
気づけば、目的地に到着したようで、
駐車場に車を止める。
「ここって、」
ジョングクはいつものように変装グッズをつけだす。
そこは、大きいショッピングモールだった。
いや、こんな人多い場所…
「ねえ、こんなとこ大丈夫なの？バレたら大変じゃない？」
JK 「大丈夫大丈夫。俺よくここ来るから。バレたことない。」
「え？嘘でしょ？」
JK 「意外とバレねーもんだよ、普段俺オーラないから」
はは、と笑いを交えながらそんなことを言う。
いや、だだ漏れてますけど！？
隠し切れてませんけど！？
帽子を深く被って黒マスクしてても、私ならわかりそうなもんだけど。でもまさかこんなとこにジョングクがいるって思わないしな。だからバレないのかな
JK 「降りないの？」
「あ、降りる降りる！」
ジョングクは私の隣に来ると、自然に手を繋ぐ。
恋人繋ぎで。
ジョングクに絡めた指が少し熱を持つ。
ほんとそうゆうとこ。
手繋いだぐらいでこんなドキドキしてたら、私今日きっと体持たない。
横を見ると、黒のワイシャツに黒のスキニーで、細身だけど、ガチッとしてる今日も完璧なジョングクに見惚れる。
JK 「そんな見られると俺穴開いちゃう」
「え、あ、ごめん…！」
JK 「ふはっ、ほんと可愛い」
「……もうッ…////」
.
誰もいないエレベーターに乗ると、扉が閉まった瞬間ジョングクは、私をぎゅっと抱きしめた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1226人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
k-pop大好き - 推しがテテなので、キムユリとデートの回でめっちゃモヤモヤしました!テテには主人公だけを見て欲しかった…！ (2021年1月3日 19時) (
レス) id: 148acec4a4 (このIDを非表示/違反報告)
ta(プロフ) - お疲れ様でした！大好きな作品だったのでわ是非続編みてみたいです(^^) (2020年5月20日 4時) (レス) id: 4262949185 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるん(プロフ) - コメント失礼します！完結ですね！お疲れ様でした^^本当に大好きな作品だったので嬉しかったです！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: f5ac0dcac7 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 心桃mitoさん» うわー、たくさん読んでいただき感激です、ありがとうございます(>_<)もちろん、宣伝して頂ければとても嬉しいです…！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: 6ff67ad479 (このIDを非表示/違反報告)
心桃mito(プロフ) - 読むのが楽しくてもう何度も読み返してます！よろしければ宣伝してもいいでしょうか？ (2020年5月5日 12時) (レス) id: a4073a2115 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かな
| 作成日時：2020年4月30日 21時
