【マギ 男主】マギの選定者

第38夜〜彼とシンドバットと紅炎〜 ページ38

『!?…』





ユナン「どうしたの…?」





『いや。』
『シェヘラザードか…。』ﾎﾞｿｯ





[聖宮]





ｷﾗｷﾗ





ティトス「…?ココドコ…?」





[聖宮の番人]ウーゴくん
(アルマトラン名:「????」)
「やあ、アラジンの友だちだね。」





ティトス「…?ダレ?オマエ…」





＜「ティトスお兄ちゃん!」＞





＜「あのね、私ついていくよ。どんなつらいことや危ないことが待っている場所へでも。」＞





＜「ティトスお兄ちゃんがやりたいことなら、きっと間違いじゃない。」＞





＜「だから…全部が終わったら…また一緒にいられるよね。10年後も20年後も、おばあちゃんになるまでずっとだよ。」＞





＜「約束したもんね!!」＞





[マグノシュタット]





ﾄﾞﾝ…ﾋｭｫｫｫ





アリババ「きょ…共通の敵が消えちまったから…!!」





アラジン「やめてよ!!兵を退くって約束したもんね!!紅炎おじさん!!」





紅炎「…いや」
「元々俺たちの目的はここ、マグノシュタットだ。」
「そもそも、煌帝国の「金属器使い」をこれだけ控えさせていたのは、レームの「金属器使い」に対抗するため。戦う相手がすげ替わっただけの話だ。」





アラジン「!!!おじさん!!話が違うじゃないか!!!」





ダリオス「煌は`マギ´ともう一人の「金属器使い」が来ておらんぞ。」





アールマカン「奥の手があるのでは?」





紅明「それは「シンドバット」もわからない。」





シンドバット「……」ﾁﾗｯ





ｷｨｨｨｨ…ｷｨｰﾝ





ｽｯ





『解除-ﾏﾄﾞｰﾙｸﾞﾙﾌ-』





シンドバット「っ…」





『シンドバット、お前も憎めない奴だ…。』

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