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sk「辰哉くんはどの色が好きかな」


fk「……これ」







くいくいと引っ張られたのは紫。







fk「ままこのいろすきなの」


ab「そっかそっか、じゃあこの色辰哉くんの色にしよう」






思わず3人で目を合わせたけど流石に5歳だ。幼くても両親がいないことには気づいてるはず。
と思ってたら


fk「……まま、とぱぱ、もうね、いないの」


と小さくつぶやく。







fk「ひとり、だから、いろんな、とこ、いくの、
めんどー、でしょ、えっとねぇ、ほかのところ……」


sk「ん、わかったわかった。大丈夫だよ。
辰哉くんはこれから大人になってここを出たいってなるまではずっとここで暮らすからね」







ふわふわと頭を撫でる佐久間とほっぺをふにふにする阿部。
俺は両手を握ってあげて。







「寂しかったよね、教えてくれてありがとう」







fk「ぅ、うわぁーーん泣」







ポロポロと出てきた涙から声を上げて泣き始めた。







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虹色(プロフ) - A.yさん» コメントありがとうございます。あくまでフィクションであり、妄想に過ぎないお話なので実際とは違う部分が多々あるかもしれませんが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年12月19日 11時) (レス) id: 69fbcc53d4 (このIDを非表示/違反報告)
A.y(プロフ) - お話更新ありがとうございます。いつも読ませていただいています。実は私はこのお話に出てくる「先天性筋無力症候群」の当事者です。なかなか医者さんの中でも認知度が低いのでこういう風に取り上げていただき嬉しいです。これからも頑張って下さい! (2022年12月18日 22時) (レス) @page15 id: 176fc930e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:3Bと佐久間 | 作者ホームページ:http://twitter.com/9guys_s2653  
作成日時:2022年11月27日 0時

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