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「あと15分だ」
他の施設で5年以上の経験をみんな積んでるから不安に思うことはないんだけど
それでも少し3人でソワソワ。予定より少しだけ早くインターホンが鳴る。
「はーい」
施設員さんの少し後ろで自分の持ち物であろうリュックの持ち手をぎゅって握ってる男の子。
忙しいのか挨拶もそこそこに帰って行ったんだけど。男の子、辰哉くんは全く動かない。
「こんにちわ、お名前言えるかな？」
びっくりさせないようにしゃがんで出来るだけ目線が合うように。
阿部ちゃんと涼太は中で待ってる。
fk「……」
「佐久間大介って言います。ここ寒いからさ、おうちの中入ろう？」
fk「……」
「まだ怖いかな……」
手を伸ばしてたけど掴む気配ないなぁと思って手をひこうとしたらちょんと小さい手が伸びてきた。
fk「あったかい、ね、」
「ふふっ、あったかいね？おうち入って寒いのないないしよ？」
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虹色(プロフ) - A.yさん» コメントありがとうございます。あくまでフィクションであり、妄想に過ぎないお話なので実際とは違う部分が多々あるかもしれませんが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年12月19日 11時) (
レス) id: 69fbcc53d4 (このIDを非表示/違反報告)
A.y(プロフ) - お話更新ありがとうございます。いつも読ませていただいています。実は私はこのお話に出てくる「先天性筋無力症候群」の当事者です。なかなか医者さんの中でも認知度が低いのでこういう風に取り上げていただき嬉しいです。これからも頑張って下さい！ (2022年12月18日 22時) (レス) @page15 id: 176fc930e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：3Bと佐久間 | 作者ホームページ：http://twitter.com/9guys_s2653
作成日時：2022年11月27日 0時
