16 ページ17
side sk
「辰哉〜、今からお家に新しい家族が来ます。」
fk「あかちゃん、?」
まだ辰哉が保育園に通っていた時。自分より小さい子を見てなんでか少しドキドキしたらしい。
この前拙い言葉で教えてくれた。
「んー、辰哉よりは弟だけど赤ちゃんではないかなぁ」
fk「おとこのこ」
「そうそう、男の子」
fk「おとうと」
「そうそう、いっぱい可愛いしてあげて?」
fk「ん、、」
ぎゅーっとハグをしてほっぺをムニムニつまめばいつも通り笑顔が戻ってくる。
「ドキドキしたら教えて?わかった?」
fk「うん」
「おそと、あそぶ」
「外遊びする?いいよ、じゃあ着替えよう」
10時を過ぎてもまだパジャマだった辰哉にパーカーだけ着せて準備完了。
施設内だし誰かに見られるなんてことはないし笑。
fk「すべりだい、いい、?」
「うん、見てるから行っておいで」
靴を履いてもまだぴゅーと走って行くことはなくて俺の指を引っ張りながら歩いていく。
.
1364人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
虹色(プロフ) - A.yさん» コメントありがとうございます。あくまでフィクションであり、妄想に過ぎないお話なので実際とは違う部分が多々あるかもしれませんが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年12月19日 11時) (レス) id: 69fbcc53d4 (このIDを非表示/違反報告)
A.y(プロフ) - お話更新ありがとうございます。いつも読ませていただいています。実は私はこのお話に出てくる「先天性筋無力症候群」の当事者です。なかなか医者さんの中でも認知度が低いのでこういう風に取り上げていただき嬉しいです。これからも頑張って下さい! (2022年12月18日 22時) (レス) @page15 id: 176fc930e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:3Bと佐久間 | 作者ホームページ:http://twitter.com/9guys_s2653
作成日時:2022年11月27日 0時