いつだって3 ページ3
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「ほら、我慢せんと。体に悪いで?また病院送りやで?」
赤「…や、」
「ほら、えーから」
家を知らないから俺の家に連れてきたけど毎回のごとく
限界まで我慢するこいつ。
赤「っげほっ、ぅえ」
無理やりトイレに連れて行って背中をさする。
「ん?なに?」
赤「っは、もう、じゅんたきらい」
「それ毎回言うとるやん笑記憶ないんか」
飲めるだけ水を飲ませて
また引きずるようにしてリビングのソファーに寝かせる。
慣れたくなかったしげの看病はいつの間にか
手慣れたものになった。
赤「じゅんた」
「何?」
赤「お腹減った……」
「ふはっ笑珍しく早く治まったな笑」
家にたまたまあったバナナをそのまま渡して
ソファーにあぐらを書いてむぐむぐ食べてるしげはやっぱり年下。
「あ、望来るって」
この流れもいつものことなんよなぁなんて思いながら
返信する。
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作者名:虹色 | 作者ホームページ:http://twitter.com/9guys_s2653
作成日時:2022年11月13日 22時