おしゃべりなキャンプ13 ページ35
車から緊急箱を取り出し、よし戻ろうとした時聞き覚えのある声に引き止められ 眉間に皺が寄る。
モブ男1「ねーちゃんひとりぃ？ヒック、あっ昼間のねーちゃんじゃん」
モブ男2「昼間はあーりがとねぇ！よしっ、夜だしあそぼー！」
『お酒くさ……結構です、腕掴まないで』
モブ男1「なあなあ、俺らのテント覚えてるっしょお？行ってたのしーことしよっか♡」
『行ーかーなーいー。(力強いなこの酔っぱらい……)離して！』
モブ男2「おい、口塞いで連れて帰っちゃおうぜ。楽しませてくれよな」
『んぐんんん、やめっちょっと誰か！』
モブ男2「静かにしてくんねえと何するかわかんねえよ？」
唯一の武器である救急箱も放り捨てられ、下手に動かない方がいいと察した私が大人しくなったと勘違いしたモブ男達が調子づきながらテントへ向かい、何本ものビール缶が散らばる敷物へ寝かされた。
モブ男2「優しくするからよぉ、そのままおとなしくしてんだぞ」
何か 反撃できるものはないか、バレないよう辺りを見回す。＿＿＿＿＿＿＿あれだ 、あれなら手が届く
一瞬のスキを付いて 転がっていたバーナーを取り 彼ら目掛けて放炎する
『……あれ、 (カチッ)なんでっ 付かない』
咄嗟に取ったそれは軽すぎる気もした。
モブ男1「残念。さっき俺らがそれ使い切っちまったんだよなあ はははは！ははは！」
『(……………ダメか。)』
＿＿＿＿＿＿＿諦めて抵抗する力を緩めると同時に、モブ男1のうめき声が聞こえ隣に投げ倒される音がする。
ゆっくり目を開けた先にいたのは、
青筋が幾千本立ってるであろう公安の鬼こと
『あむ、ろさん』
安「ッチ」
モブ男2「イッ！てえ」
安「さっさと外にでろ。お前もだ」
ズルズルと伸びている男達の襟刳りを掴んでは、地面へ捨てるよう引っ張っていく
ホッとした胸を撫で下ろし、いそいそと起き上がれば代わりに入ってきた眼鏡男と目が合った。
沖矢「ダメそう、ですかね」
『え、(何それ)』
沖矢「大丈夫じゃないわけがないでしょう、」
覚悟を決めてしまったからか震えが止まらず、付け足された「おいで」という言葉に広げられた腕の中へ飛び込まずにはいられなかった。
『昴さんん……』
沖矢「よしよし」
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パルパ(プロフ) - アンナチュラル要素が無いので、題名を変えた方がいいと思います。そうでなければ、アンナチュラルのキャラをしっかり入れてください (2019年7月1日 0時) (
レス) id: e9f86ffdc4 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき しろう(プロフ) - 続きがきになる！更新がんばってください！応援しています！と言うか、この作品のこと忘れているんですか？気になりすぎて…はやめの更新期待しています。 (2018年12月10日 15時) (レス) id: 2bbf416056 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - とっても主人公が魅力的で、全てのキャラが生き生きとしていて素敵です！お話しのテンポも良くて読みやすかったです。なぜだか惹かれる作品で、何度も読み返してしまいました。更新応援しています!! (2018年10月4日 3時) (レス) id: 248ba6bb0d (このIDを非表示/違反報告)
ちぇしゃ猫。(プロフ) - どこにアンナチュラル要素があるのでしょうか...？ (2018年9月8日 23時) (レス) id: 418aa0a34c (このIDを非表示/違反報告)
まるがりーた(プロフ) - マカロニサラダさん» 失礼致しました。作品を見たいと言っていただいて嬉しいです、ありがとうございます。今現在誤認識によるフラグの関係で18歳以下の方は見られないようです。内容自体はそういった内容ではないので、フラグ解除をお願いしてみますね。 (2018年8月26日 21時) (レス) id: e8f166777b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるがりーた | 作成日時：2018年8月8日 21時
