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36話 ページ37

産「実弥、小芭内、武道、あまり下の子に意地悪をしないこと」


小「御意」


不「御意…」


『……御意』


産「炭治郎の話はこれで終わり、下がっていいよ」

産「そろそろ柱合会議を始めようか」

し「でしたら竈門君は私の屋敷でお預かり致しましょう」


炭「えっ?」


し「はい、連れて行ってください!」


しのぶさんが手を叩くと「失礼します!!」と隠が現れ

炭治郎を連れて行った


産「では柱合会議を…」


炭「ちょっと待ってください!!」


お館様の言葉をさえぎって炭治郎が喋りだす


炭「その傷だらけの人に頭突きさせてもらいたいです、絶対に!」

炭「禰豆子を刺した分だけ絶対に!!!」

炭「頭突きなら隊律違反にはならないはず…」


柱にしがみつく炭治郎に隠は「黙れ!」「指はがせ!早く!」と言いながら、服を引っ張る


炭「はぶぇ!」


炭治郎に小石が三発当たる


一発が俺、二発が無一郎だ


『うるせぇな、早く連れてけ』


時「お館様のお話を遮ったら、駄目だよ」

時「早く下がって」


隠は少し怖がった様子で下がっていった


産「今度こそ柱合会議を始めようか」


俺らは屋敷の中に入り、話し合いを始める

柱の皆が話し合う中、俺はあの鬼のことで頭がいっぱいであまり参加することはできなかった

お館様が容認しても俺はやはりあの鬼を歓迎することはできない

ずっと悶々と考えていると会議がいつの間にか終わっていた





柱合会議が終わり、俺は蝶屋敷に向かった

善逸が鬼殺隊に入ったと桑島さんから手紙が送られてきた

で、その善逸が蝶屋敷にいるらしい


あの鬼と竈門炭治郎も蝶屋敷にいるんだっけか

極力会わないようにしよう

どうにも、炭治郎の話は納得できないところがある


し「あら、花垣さん、誰かのお見舞いですか?」


『ああ、弟弟子の善逸に会いに来たんだ』


し「善逸君は奥から二番目の部屋にいますよ」


『ありがとう』


しのぶさんもその部屋に用があるらしい

一緒に部屋の前まで行くと、柱合会議にいた隊士と炭治郎の声がした

俺が少し顔をしかめるとしのぶさんが問いかけてきた


し「炭治郎君のことが苦手ですか?」


『…俺はあの鬼のことを歓迎できない、たとえお館様が容認していても』

『鬼はいつも俺らから大切なものを奪っていく』

『善良な鬼など、信じられない』

『あの場の出来事だってもしかしたらまぐれかもしれないのに…』

『だから、炭治郎とかいうあの少年の言葉は納得できない』

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睡音 - 続編に入ってからもよろしくお願いします!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 次こそちゃんと本編に入れます!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - こんなに長くなる予定はなかったんですけどね〜 (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 過去編が長くなってしまいすみません!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 関東事変と武道過去編が終わりました!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睡音 | 作成日時:2022年3月12日 22時

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