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28話 ページ29

お館様の屋敷を出発して

俺は急ぎ足で桑島さんの家に走った


『ただいま帰りました!』


日「久しぶり!武道君!」


日向が抱き着いてくる


『久しぶり!日向、嬉しい知らせだ』

『お館様に屋敷をもらったんだ、これからは一緒に住めるぞ』


日「本当!?」


桑「武道!日向!表で話してないで、はやく中に入れ!」


俺は茶の間に座り自分が柱に就任したことを伝えた


桑「そうか、もう柱に…」


日「すごいね武道君!」


桑「屋敷ということは、この家を出ていくんじゃな」


拾われてからずっとお世話になってきたこの家、桑島さん

途中でやってきた獪岳、善逸

今日でみんな、お別れだ


『本当にお世話になりました!』


俺と日向は頭を下げた


桑「達者でな」


『はい!』

『獪岳と善逸も、世話になったね』


獪「……」


善「うん、武道も元気でね」


『ああ、二人共仲良くしろよ』

『善逸、お前は卑屈すぎるときがあるからな、治した方がいいぞ、お前はすごいんだからな』

『獪岳、お前もすごいよ、鍛錬の時間じゃなくても技を磨き続けてる』

『お前が頑張ってるのは知ってる、応援してる』


日「じゃあ、もう出発しますね」


桑「定期的に手紙を書くんじゃぞ!」


俺らはバス停まで送ってもらった

三人は俺らの乗ったバスが見えなくなるまでバス停に立っていた



数日後、柱合会議があった

俺の紹介があるらしい


産「お早う皆」

産「今日は涼しいね」


悲「お館様におかれましても御壮健で何よりです」

悲「益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」


産「ありがとう行冥」

産「今日は新しく柱になった子を紹介しようと思ってね」

産「武道、入ってきてくれるかい?」


俺はお館様に呼ばれ、前に出る


『花垣武道です、この度時柱に就任いたしました』

『どうぞよろしくお願いいたします』


産「今日はこれだけだよ、後の時間は交流を深めてもらいたいと思ってる」


お館様は屋敷の中に戻っていった

柱の方々は立ち上がり俺の周りに集まってきた

全員でかい


『花垣武道です!よろしくお願いします!』


悲「悲鳴嶼行冥だ」


宇「宇随天元だ!」


不「不死川実弥だァ」


胡「胡蝶カナエよ、よろしくね」

冨「……」


最後の人だけは一向に喋ってくれない


宇「おい冨岡、挨拶くらい派手にできねぇのかよ」


宇随さんに言われても無視をきめこんでいる


『あ、えっと、冨岡さんですね、よろしくお願いします』


そういって頭を下げると、あっちも頭を下げてくれた

どうやら話は通じるらしい

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睡音 - 続編に入ってからもよろしくお願いします!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 次こそちゃんと本編に入れます!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - こんなに長くなる予定はなかったんですけどね〜 (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 過去編が長くなってしまいすみません!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 関東事変と武道過去編が終わりました!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睡音 | 作成日時:2022年3月12日 22時

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