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19話 ページ20

俺は桑島さんの家につき、夕飯をもらった


『ありがとうございます』


俺らが御礼を言うと桑島さんはやめろと言った


桑「御礼をいうことはいいことだ」

桑「だが、これからお前たちはここで暮らすのだろう」

桑「これが当たり前になるのだ」

桑「お前たちがここを出ていくまでは、儂が親代わりだからな」


そういい、桑島さんは風呂の準備をしに行った

寝る準備をしておけと言われた俺たちは布団がしまってある押入れを開けた


布団を引っ張り出すと

それと一緒に箱が出てきた

勝手に開けていいものかと思ったが

好奇心に負けて開けてしまった


日「黒い、服?」


この家にあるのだから桑島さんの物だろう

黒い服の後ろには白い“滅”の字が刺繍されていた


桑「それは、鬼殺隊の服じゃな」


気が付くと後ろには桑島さんが立っていた


日「すみません!」


『勝手に開けてしまいました!』


桑「いいんじゃよ、隠していた物ではないしな」


『それで、鬼殺隊とは?』


桑「鬼を狩る剣士が属している、政府非公認の組織じゃ」

桑「儂は、もう隠居しておるが元柱なんじゃよ」


そういい、桑島さんは笑った


『柱とは?』


桑「鬼殺隊の中で一番偉いのは御館様、その次に偉いと言えばわかりやすいかの」

桑「柱は剣士たちの中でも特出して強いものが選ばれる」

桑「儂は柱を引退し、今は育手として剣士を育てているんじゃよ」


『桑島さんってすごい人だったんですね』


俺が褒めるとわかりやすく桑島さんは照れた


桑「もうすぐ丑の刻、そろそろ寝るぞ」


桑島さんは囲炉裏の火を消し、布団に入る


数分たち、隣で日向と桑島さんの寝息が聞こえる

俺は寝る前に話してくれた鬼殺隊の事で頭がいっぱいになり

余り寝付けなかった


『鬼殺隊…か…』

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睡音 - 続編に入ってからもよろしくお願いします!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 次こそちゃんと本編に入れます!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - こんなに長くなる予定はなかったんですけどね〜 (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 過去編が長くなってしまいすみません!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)
睡音 - 関東事変と武道過去編が終わりました!! (2022年4月6日 15時) (レス) id: 951873bf54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睡音 | 作成日時:2022年3月12日 22時

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