かいちょうはじぶんのいんかむに ページ35
会長は自分のインカムに語り掛けた。
「オスマン、ロボロ、聞こえるか」
『聞こえるめ「きゃああああああああ！」…めう』
『こっちも…聞こえてんで！』
「二人ともそこから離れていいぞ」
『…なるほど、理解しためう。わかっためう』
『？ようわからんけどわかった』
どっちだよ。
まあ、いいけど。
相変わらず変なところに真面目で頭が回る会長。
さすがって感じだなぁ。
ガチャ
僕たちのいる部屋の扉が開いた。
「…その感じだと元気みたいやな」
コネシマさんだ。
「当たり前だろう。薬の効果時間は終わったんだからな。向こうはどんな感じだった？」
会長は笑ってコネシマさんに聞いた。
コーヒーを優雅にすすっている。
「ああ、二人が避けた瞬間に人が大量になだれ込んだわ。怪我人はなぜか二、三人くらいやったけど、みんな唖然としてたで。おもろかったなぁ」
会長が考えた作戦は極めて単純。
会長も窓から出て玄関から侵入。
誰にも見つからないように図書室に入って、図書準備室に特別に入れてもらった。
エーミールさんはこういうところで気が利く人だ。
「にしてもようやるで。ほんま、流石会長やなぁ」
そういってコネシマさんは図書準備室を後にした。
僕らは二部のうちは仕事はいい、と言われてしまった。
何をしよう。
「災難だったな」
「…主に会長のせいですけどね」
「はっはっは、すまんすまんｗ」(ｗｗｗｗｗｗｗｗ)
「絶対思ってないでしょう」
適当に本でも読もう。
図書準備室にある本は廃棄される本ばかりだ。
その中で、一つだけ目に留まった本があった。
『心を読める人間へ』
中身をめくると小説ではないようだった。
しかしかなり古い文献で、紙が普通のものではなく和紙に近い。
それに止める部分はひもで結んである。
相当の物だろう。
「それはなんだ？」
「え、これ、は…」
会長は立ち上がると僕の手から本を強奪した。
「…ふむ、なるほど。中身を読んでみようか」
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ルナ・エイヴェル - ふゆの。さん» 萌えとはこういうことですよ← 能力系いいって言ってくださるとうれしすぎて泣きます！哲学的…かもしれませんね。頑張ります！ (2019年4月4日 15時) (
レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・エイヴェル - 闇さん» えへへ…更新が亀なのはいつもの僕です← とにかく頑張ります！とにかく頑張るルナです← 皆さんのために精一杯やります！ (2019年4月4日 15時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆの。(プロフ) - はぁ....萌えとはこういうことですか← 能力系とかいいですね！前作に続きまた哲学的な考えがあるのでしょう....。これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2019年4月4日 7時) (レス) id: 75fe2c97b2 (このIDを非表示/違反報告)
闇 - んふふ...これからの展開楽しみです！更新が亀でもなんでも良いですから、とにかく頑張ってください！ルナさん！応援してます。 (2019年4月4日 1時) (レス) id: fac8d4f81c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・エイヴェル - かえで@チョコさん» 学パロー！（便乗）設定から面白いとかいう冗談やめてくださいよ…← 嘘ですうれしいです頑張ります！ (2019年4月3日 18時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ・エイヴェル | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年4月1日 18時
