やっとききめがきれてきた ページ34
やっと効き目が切れてきたのか、少しずつ体温が下がる。
寝すぎてもよくないと思ったので、立ち上がって椅子に座る。
「はぁ…災難だったよ」
コップに水を入れて一口飲むと、さらに落ち着いてきた。
…会長、大丈夫かな。
もう流石に教室を出ていいだろう。
あ、ここインカム使うタイミングかも。
「トントンさん聞こえます？僕復帰できます」
『あ、ほんま？助かったわぁ。グルッペンあいつ大丈夫かな』
「じゃあ、自分が様子見に行きますよ。多分あっちも薬切れたと思うので」
『わかった、ありがとうな。危ないと思ったときはすぐ逃げるんやで』
「はい、わかりました」
女子たちは収まってるみたいだし大丈夫だよね。
どこの教室だったっけ？
しんぺい神さんに聞いてみるか。
「しんぺいさん」
『お？どうしたの？』
「僕薬が切れたので、トントンさんに会長の様子を確認してきてと。会長の部屋どこですか？」
『あ〜、そういうことね。１階の活動室だよ。他にベッドおいてるのあそこだけだし』
「わかりました、有難うございます」
１階の活動室…。
廊下を歩き始めると、活動室のあたりに人だかりができていた。
…。(察し)
オスマンさんとロボロさんが必死に止めてる。
「騒ぐと容態が悪くなるかもしれんから静かに！」
「やめてくれめう、きついめう〜！」
(グルッペン会長の赤い顔、一瞬見ただけで本当にヤバかった！早く見たい！)
(私が絶対に行かないと！)
「…オスマンさん？」
「皇ちゃん、今は来ちゃダメめう！飲み込まれるめう！」
「せや、皇ちゃんは離れといてくれんと危険や！」
ロボロさんにまで言われた。
どうしよう…。
…あ、わかった。
案を一つ思いついた僕は、人混みから離れてインカムに声を通す。
「会長、会長」
『どうした』
「その部屋の窓の鍵、開けといてください」
『…わかった』
僕は全速力で玄関から外に出て、後者の裏手側に回る。
幸い、そこには人は誰もいなかった。
ガラッ
「会長、調子はどうですか」
「良好だ。お前も元気そうだな」
「でも、この状況だと出れませんよね」
外のドアはがちがちの人間ホールド。
「…こういうのはどうだ？」
かいちょうはじぶんのいんかむに→←めをさませばそこにはきつね
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ルナ・エイヴェル - ふゆの。さん» 萌えとはこういうことですよ← 能力系いいって言ってくださるとうれしすぎて泣きます！哲学的…かもしれませんね。頑張ります！ (2019年4月4日 15時) (
レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・エイヴェル - 闇さん» えへへ…更新が亀なのはいつもの僕です← とにかく頑張ります！とにかく頑張るルナです← 皆さんのために精一杯やります！ (2019年4月4日 15時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆの。(プロフ) - はぁ....萌えとはこういうことですか← 能力系とかいいですね！前作に続きまた哲学的な考えがあるのでしょう....。これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2019年4月4日 7時) (レス) id: 75fe2c97b2 (このIDを非表示/違反報告)
闇 - んふふ...これからの展開楽しみです！更新が亀でもなんでも良いですから、とにかく頑張ってください！ルナさん！応援してます。 (2019年4月4日 1時) (レス) id: fac8d4f81c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・エイヴェル - かえで@チョコさん» 学パロー！（便乗）設定から面白いとかいう冗談やめてくださいよ…← 嘘ですうれしいです頑張ります！ (2019年4月3日 18時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ・エイヴェル | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年4月1日 18時
