たからかなわらいごえがいっしゅんにして ページ12
高らかな笑い声が一瞬にして消え去った。
会長は頭を押さえている。
「馬鹿か?!予想できひんかったのはしゃあないけど、笑っとる場合ちゃうやろが！」(鬱先生とか手ぇ出しかねへんぞ！)
書記長の鉄槌が下されたらしい。
いい気味だ。
「んんぅ…ねむいです…ばかかいちょうのせいだ…」
足に力が入らないので完全にエーミールさんに体重を預けてしまう。
重くてごめんなさい。←
「〜〜〜っ、わかった、今職員室行って家の場所聞いてくるから、お前ら手ぇ出すなよ！」
書記長頼りになるわぁ…。
書記長は僕の額に手を当てて何かを考えながら出て行った。
「えーみーるさん…おもいですよね…ごめんなさい…すわります…」
ゆっくりと椅子に戻る。
「重くないですよ。全く、会長、そろそろ復帰してください」(＿＿＿＿＿＿＿＿)
本心が聞こえるけど聞こえない。
僕は体調に変化があると心の声が聞こえなくなる。
それは僕が酔ってれば酔ってるほど聞こえなくなるし、元気であれば元気であるほど鮮明に聞こえる。
prrrrrrrr
生徒会室の電話が鳴った。
会長はスピーカーにして受話器を取った。
『グルッペン君？皇さんが熱を出したって本当？』
「ああ、はい。顔も赤いので、僕らが送って帰ります」(＿＿＿＿＿＿＿＿)
『まあ、何かあったらしんぺい君に頼めばいいものね。気を付けてあげて』
ガチャン
トントンさんが上手く嘘をついてくれたらしい。
熱が出ているのは間違いないし、まあ嘘ではないのかもしれないけれど。
ガラッ
「電話来たみたいやな。ほな帰るで」
全員が席を立つ。
「じゃあ俺が皇ちゃんおぶっていくわ」
ゾムさんが僕の前にかがむ。
「おことばにあまえて…」
ゾムさんは、まあ男性なのだし当たり前だけど背中は広くて安心感があった。
力が入らないので落ちてしまっては危ない。
なので入らない力を込めてゾムさんの首に腕を回す。
「ええなぁゾム、俺と代われよ」
「大先生やったら嫌な予感かせんから嫌や」
全く、その通りである。
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ルナ・エイヴェル - ふゆの。さん» 萌えとはこういうことですよ← 能力系いいって言ってくださるとうれしすぎて泣きます！哲学的…かもしれませんね。頑張ります！ (2019年4月4日 15時) (
レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・エイヴェル - 闇さん» えへへ…更新が亀なのはいつもの僕です← とにかく頑張ります！とにかく頑張るルナです← 皆さんのために精一杯やります！ (2019年4月4日 15時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆの。(プロフ) - はぁ....萌えとはこういうことですか← 能力系とかいいですね！前作に続きまた哲学的な考えがあるのでしょう....。これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2019年4月4日 7時) (レス) id: 75fe2c97b2 (このIDを非表示/違反報告)
闇 - んふふ...これからの展開楽しみです！更新が亀でもなんでも良いですから、とにかく頑張ってください！ルナさん！応援してます。 (2019年4月4日 1時) (レス) id: fac8d4f81c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・エイヴェル - かえで@チョコさん» 学パロー！（便乗）設定から面白いとかいう冗談やめてくださいよ…← 嘘ですうれしいです頑張ります！ (2019年4月3日 18時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ・エイヴェル | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年4月1日 18時
