ミイラの飼い方『なんでこんなに可愛いんだろう…』 (ページ41)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:5,938 hit

40話ページ41

他月「来てみたらすごい音が聞こえてな｣

多分空くんがカエデさんを倒した音が私が倒された音だね

他月「またお前の親父(モクレン)から変な荷物がきてお前達が戦っている音かと思って慌てて入ったんだ。カギも開いてたし…勝手に上がって悪かったな」

空「ううん！助かったよ」

申し訳なさそうに頭を下げたカエデさん、すっかり元のカエデさんだ

良かった…

カエデ｢本当にすみませんでした」

他月「俺は一向に構いませんよ。いい写真ものも撮れたし｣

空「消しといてね！」

カエデ「Aちゃんにも本当に申し訳ない事を…」

『大丈夫です！ですから忘れてください////////』

他月「顔真っ赤だったからな」

空「うん、あんなに赤くなってるA見た事ないかも！」

『わ…忘れて！////(涙目)』

思い出すだけでも…っっ

ダメだ…ちょっと忘れよう…(焦)

カエデ｢それにしても･･･｣

…とカエデさんの視線の先には私達に背を向けて縄を持ちじーっとしているミーくんとコハクの姿が

カエデ｢ミーくん…コハク…よほど怖がらせてしまったんでしょうか…？うぅ…っ」

そういうカエデさんは少し涙目になっている

ミーくん/コハク「(巻くとミイラになる？)」

空「…… 何か考えてるだけだと思うよ」

『うん、怖がってたら近づかないだろうしね』

コハクがミーくんに縄をまくが特に何も変わらない

ミーくん「………」

コハク「…？」

空「ミーくん、コハクそろそろごはん食べなー？
寝る前に食べると体に良くないんだよ？」

みんなでいただきますをした後、ビーフシチューを口へ運ぶ

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

『!!うまっやっぱりカエデさんの料理美味しい…(ﾎﾜﾎﾜ)』

カエデ「そうですか？良かったです！沢山作ったので沢山食べていってください」

にこりと微笑みながら話してくれるカエデさん

『めっちゃ写メりたい…どうしよう他月くん…？』

他月「落ち着け…」

『だってあんなに美しさと可愛さを兼ね備えた人なんて中々いないよ？』

そう言ってスマホを取り出し、カエデさんを撮る

空「うん、Aそろそろ辞めてあげな」

『？なんで？』

空「カエデさんが」

空くんにそう言われチラッとカエデさんの方を見るとさっきの私並に真っ赤だった

カエデ「さっきの事は謝りますからAちゃんもうやめて〜！」

もちろん赤面もカメラに収めました