検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:5,948 hit

27話 ページ28

『いやいやいやいやいやいやいやいや!そんな事しないよ!そんな事したらしずるちゃんに嫌われちゃうじゃん!?』



しずる「じゃあ、柏木くんが女子トイレに入って盗ったんでしょ!」



空「濡れ衣すぎる!!」



完全にパニックになっているのかめちゃくちゃな事を言うしずるちゃん



空「待って今泉さん!ぬいぐるみいなくなっちゃったの!?」



しずる「柏木くん達が盗ったんでしょ!返してよ!」



どうやら話も聞いて貰えていない様子



他月「……もしかしてさっきの子が…」



しずる「え!?」



空「『さっきって…(もがっ)』」



最後まで言い終わる前に他月くんに口を塞がれてしまう



他月「さっき一人、入ってすぐ出た子がいたんだ。鞄を持っていたから、もう帰ったかもしれない」



しずる「嘘!?ど…どんな子だった!?
取り返えさなきゃ!」



他月「鞄に人面犬のストラップつけてた」



しずる「人面犬!?」



そんな嘘をスラスラと口から出せるのだから他月くんはほんとにすごいと思う



しずる「もーっ、人面犬の女子許せない!」



他月「人面犬のストラップつけた女子な」



空「………………他月さん?」



『なんでそんなにスラスラ嘘が出てくるかな…』



他月「今泉さんには悪いが騒がれるわけにはいかないだろう。それより早く探すぞ、きっとどこかに隠れてるはずだ」



空「そ、そうだね。まずはミーくんを救出しないと、早く中、に…」



他月「………柏木」



空/他月「(入ってもいいのか…!?)」



『あ…(察し)

わ、私が探してくるからちょっとまってて!』



そう言って女子トイレへと入る



2人は今だけ女子になりたかったそうだ…



━━━━━━━━━━━━━━━

『さて…とっどこにいるのかな?

ミーくん?出ておいでー!』



少し大きな声で叫んでみるがあの可愛いわんっという声も聞こえてこない



その後個室、掃除用具入れ、水道下の棚、などを探してみたがどこにも見当たらなかった



『…(どこ行ったの?ミーくん…!)』



その頃外では


空「…ちょっとA遅くない?見つからないのかな…」



他月「確かに遅いな…」



空「一緒に探してあげたいけど…」



他月「これは…入っていいのか?」



空「…外で見張っててもらっていい?」



他月「…入るのか?」



空「う……ん……Aも心配だし…」



入るべきか、入らないべきか2人で悩んでいると突然後ろから声が聞こえてきた

28話→←26話


ラッキーアイテム

ミイラのぬいぐるみ

今日の推しキャラ!

神谷他月くん


目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りんご飴 | 作成日時:2022年10月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。