ミイラの飼い方『なんでこんなに可愛いんだろう…』 (ページ26)

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25話ページ26

『ひぇ……！』

コハク「…ｷｭｳ(ｶﾞﾀｶﾞﾀ)」

他月「誰だお前、頼むから落ち着いてくれ、本当に怖いから。Aとコハクが怯えてるから」

やっと思いで空くんを落ち着かせ状況を整理してみる

他月「4君の今泉しずるさん。丘森と付き合ってるみたいだな、面識あるのか？」

空「うーん、前に何回か話したことがあるくらい･･･｣

他月「Aは？」

『話した事あるよ〜確かこの前丘森くんにプレゼントあげたいんだけど、どうしたらいいかな？って言うのを話した！』

他月「それならAは接触できるな」

空「お願いA！ミーくんを返してくれないか交渉してくれないかな？」

『空くん達のお願いなら叶えよーう！任せなさい！』

そう言ってしずるちゃんに近づく

『しずるちゃーん！』

しずる「Aちゃん！久しぶりだね、この間はアドバイスありがとう！丘森くんも喜んでた！」

『おっ、それは良かった！』

しずる「そういえば、頭どうしたの…？包帯だよね？それ」

そう言って私の頭を指さすしずるちゃん

ここで丘森くんにされたと言ってもいいのだが流石に辞めとくか！

『いやぁ、体育の時ヘマりまして…てへっ！』

しずる「そうなの？大丈夫？気を付けてね、Aちゃん怪我が多いんだから！」

『えへへ善処します！でもこんな可愛いに心配してもらえるなら怪我も悪くないね！』

しずる「もう！そんなこと言っちゃダメ！ってあれ？Aちゃんの後ろにいる人って…確か2組の柏木くん！」

空「あ、覚えててくれたんだ？ありがとう。ねえ、今泉さん。そのぬいぐるみなんだけど…」

しずる「可愛いでしょっ！さっきもらったの」

空「うん！すごく可愛いねっ！」

…ちょいまち！

他月くんが空くんの背中に蹴りをいれ首に手を回しながら話す

他月「ノリがいいにも程がある！同意示してる場合じゃないだろ！」

『そうだよ！ミーくんが反応しちゃったらどうするのさ！』

空「ごめんつい！ごめんつい！」

しずる/ミーくん「？」

ミーくんを褒められると反応してしまいます

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改めてしずるちゃんに向き合い、しっかり話をする

空「今泉さん。そのぬいぐるみ、本当は俺のでね…

丘森に''貸した''つもりだったんだけど、アイツ勘違いして持ってっちゃったんだ

説明しようとしても取り合ってくれなくて。今泉さんならわかってくれると思ってさ」