検索窓
今日:18 hit、昨日:4 hit、合計:52,116 hit

・ ※ ページ42

何度も何度も角度を変えてキスをする。





絡められた指をAはキスをする度強く握った。





触れれば触れるほどもっとAがほしくなる。





長い長いキスをしてAがあまく声を漏らす。





舌が絡められて、生々しい水音が2人きりの部屋に響いた。






.....もう限界






勢いでAを押し倒すととろんとした初めて見る彼女の顔




俺は今、どんな顔をしているのだろう。





でもそんなこと今はどうでもいい。



ほしいのはAだけだから。





京「.....いい?」




『.....うん』





”なにが”なんていう主語は必要なかった。






京「...ごめん、俺初めてだから。」




『そのほうがうれしい。』




そう言って笑ったAが思っていたことなんて知らない。




知りたかったけど分からない。





服なんて隣のベッドに投げ捨てた。





”行為”というのはお互いが気持ちよくなるため、という理由ですることが多いと思う。




実際、俺もまだシたことはないけど気持ちいいことは好きなんだと思う。





でもそうじゃない。






Aの本心に。





できるだけAを近くに感じたいんだ。





Aの魂の奥の奥に触れたいんだ。





でも本能的にAを求めているのも事実で、実際反応だってしてしまっている。





だから本能的にも理性的にもAを求めたい。





そんな欲張りな俺を知ったらAは許してくれるだろうか。





京「...優しく、できないかも。」




俺たちは不器用に、確かに抱き合った。





初めて体を重ねた夜






2人でひとつのベッド.

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 4.2/10 (116 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
57人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー!! , 赤葦京治   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:兎月うさぎ | 作成日時:2021年2月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。