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今日は9人だから、私はお誕生日席。
8人を眺めながら仲良しなんだなと思いながら、メニューを見ていた。

お『A薬のんだ?』
「あっ、忘れてた。」
鉄『Aちゃん、じゃぁ飲み物はメロンソーダだね。』
「はい、さすが鉄ですね。」
薬を服用中はお酒が飲めないから、いつも一杯目はメロンソーダにしてるそれも鉄は分かって注文してくれる。年長組は私を気に掛けてくれる、兄者さんもだけど。
薬を飲んでいる時、メロさんと目が合った気がしたが、すぐ反らされた。

『「かんぱーい。」』
私以外は皆ビール。
「美味しそうだなー。」
私が呟いていたのが兄者さんに聞こえたらしく、こっちを見ていた。
兄『飲めるタイミングで2人で飲み行くか?』
「行くー」
お『2人はダメ、弟者を連れていきなさい。』
兄『なんでだよ』
「何で?」
弟『俺も、Aと2人がいいー』
「弟者とも行くー」
お『だめ』
お兄は、本当に過保護。
「お兄とは、2人で行くのに?」
お『俺は従兄。』
兄『手なんて出さないよ、可愛い妹に』
弟『そうだそうだ。Aはお子ちゃまだから大丈夫。』
「弟者はとは行かない、兄者と行く。」
兄『久しぶりに呼び捨てしたな。』
兄者は嬉しそうに笑っていた。
「お酒の席は無礼講でしょ?」
普段はさん付けをしてるけど、お酒の席では呼び捨てにすることが多い、大好きな2人だから尊敬も込めてのさん付けだから。

それから、みんなでワイワイして標準さんには写真を撮らして貰い、楽しい時間が過ぎた。

弟『この後、俺の家行かない?』
弟者のその一言で、皆は更に盛り上がった。
お『Aもおいで寂しいでしょ。弟者の家で寝ればいいよ。』
私は24時前には寝る、もう23時前だから帰って寝ようと思っていたのに、お兄に言われたら行くしかない。
「行くー」
弟『A俺のベット使いな。』
ド『何かいやらしくない?』
鉄『なんかねー』
皆が弟者を茶化していて面白い、長くこの空間にいたいと思いながら、皆で弟者の家に向かった。

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作者名:nae | 作成日時:2020年4月20日 11時

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