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ピーンポーン
私は急いで弟者さんの家に来た。
弟『はぁい。Aちゃんごめんね。』
玄関が開いて、弟者さんが招き入れてくれた。
「お邪魔します。なんかごめんなさい。」
弟『うんぅ、Aちゃんが悪いわけじょないし。』
リビングに入った。
「もぅ、お兄。気にしすぎあれはプライベート用だし、買い換えるつもりだったからいいの。」
ソファから顔を出し仔犬のような顔でこっちを見ていた。
「じゃぁ、お詫びとして今度どっか連れて行ってよね。」
私はソファに近付き、お兄の顔を覗き込んだ。
お『そんなことでいいの?弁償しようか?』
「次買おうとしてるの高いし、自分で使う物は自分のお金で買うからいいの。」
私はお兄にギュッと抱き付いた。


弟『さすがAちゃん。』
あれから機嫌が良くなったお兄は兄者さんに謝りに行き、そのまま編集作業をしに行った。
弟『あっ、この人がメロさん。』
私が見知らぬ人を見つけて固まっていると、弟者さんが紹介してくれた。
メ『おぃ、紹介の仕方だよ。メロやんです、よろしく。』
「おついちの従姉妹のAです。よろしくお願いします。」
メ『どっかで会ったことある?』
目の前のメロさんに言われて考えたが分からない。
弟『メロさん、なにいきなり口説いてるの?』
メ『口説いてねぇよ。』
弟者さんをしばきながら焦っているメロさんは、本当にヤンキーなのかと思う。

「あっ、お土産。」
私は自分が持ってきて放置しているお土産を思い出した。
「弟者さん、はい。」
弟『いつもありがとね、何かなぁ。』
「メロさん、この前はありがとうございました。それのお礼といってはなんですが。」
メ『まじで、あんがと。』
2人に名前を書いた袋を手渡した。
お酒とビーフジャーキーは共通で後は色々。
弟『やっぱり、センスがいいねありがとう。』
メ『俺も気に入ったわ。』
2人はTシャツを見ていってくれた。メロさんは会ったことがなく、弟者さんに写真を送って貰って雰囲気で選んだが、気に入ってくれて良かった。


メ『さっきから2つ程、気になってたんだけどさ。』
お土産話を話ながら、三人でくつろいでいるとメロさんがいきなり言った。
弟『なに?』
メ『2人は付き合ってんの?』
私と弟者さんを見ながら言った。
「えっ?」
弟『えっ?俺とAちゃん?違うよ。』
メ『じゃぁ、兄者が彼氏とか?』
「兄者さん?」
と言った時に丁度兄者さんが入ってきたので、三人で見た。

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作者名:nae | 作成日時:2020年4月20日 11時

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