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弟『おついちさん、2人いたよー』
兄『おっ、朝からデートか?』
お『こら、メロAをどこに連れ回してたの。心配したよ。』
お兄は、キッチンから走ってきて私に抱き付いた。
「メロさんとパン買いに行ってた。皆のも買ってきたよ。」
私は、テーブルに買ってきたパンを広げた。
鉄『買いすぎじゃない?』
メ『好みが分かんねえから、結構買っちまった。』
「メロンパンは私のだから。」
これだけの人数だし、男性ばっかりだから凄い量になっている。


メ『まじ、メロンパン好きなんだな。』
「うん。」
私は、メロンパンを頬張りながらメロさんに返事をした。
メ『他にもあんぞ。』
「でも、皆が食べるでしょ。」
メ『いや、余ってっからいいだろ。』
「じゃぁ、これにする。メロさんは?」
メ『これかな。』
「それも捨てがたい。」
メ『一口食べっか?』
「うん。」
私は、メロさんが食べ出したパンを一口貰った。
「メロさん、甘いの好きなんだね。」
メ『おぅ。』
メロさんから貰ったパンは、クリームが挟まったクロワッサンで甘かった。彼は雰囲気に似合わず甘党みたいだ。

ド『あのさ、2人はお付き合いでも始めたの?』
ドンの言葉に首をかしげた。
弟『距離が近い』
鉄『タメ口』
お『メロさんはダメ』
皆が何の事を言ってるのか分からなかった。
「メロさんは、友達だよ。皆と一緒だよ。」
ド『いや、違うように見えるよ。』
やっぱり何が違うか分からなく首をかしげた。
メ『俺とAの秘密だからいいの』
メロさんは私の頭をポンポンしながら、私に笑いかけてくれた。
お『だめー』
兄『Aそいつはヤンキーだぞ』
私は皆を無視して、またメロンパンを頬張った。

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作者名:nae | 作成日時:2020年4月20日 11時

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