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?『Aお帰り、楽しかった?』
扉を開けた人物は、有名実況者でデザイナーの2broのおついちをしている私の従兄弟。
「楽しかったよ。はい、キリタンポ等々」
私はお土産を渡した。
お『いつもありがとね。弟者くんいるよ。』
通されたリビングには、お兄の仕事仲間で友達の弟者さんがくつろいでいた。
弟『あれ、Aちゃん久しぶり。』
「お久しぶりです。」
弟者さんは、私を見ながら手を振っていた。
「丁度良かった、さっきの袋に弟者さんのお土産も入れてる。」
お兄が、覗いてる袋の中から弟者と名前の書いた袋を取り出して貰った。
弟『ありがとう。楽しかった?』
「うん。楽しかった。」
お兄が、紅茶を入れてくれて三人でソファに座った。


「そぅそぅ、メロンパンさんが教えてくれたラーメン屋さんマジ最高だった。」
お『メロンパン?』
「あれ?ほら、お兄達の友達の秋田に住んでる人。」
お兄と弟者さんは爆笑していた。
お『メロンパンって。』
弟『秋田のヤンキーの好物かな?』
泣きながら笑い出した。
「えっ、違うの?」
弟『はーはーしんどい、Aちゃんメロやんだよ。』
お『まぁ、メロまで合ってるけどメロンパンって。』
また、笑い出した2人を見ながら、心の中でメロやんと言う人に謝った。メロンパンにしてごめんなさい。

2人が笑い終わった。
「兄者さんのお土産もあるから渡しといてね。」
私はお兄に頼んだ。
弟『兄者のまで、ありがとね。』
「これは任務ですから。」
お『あの人はまたー』
兄者さんは、私が旅行に行くと聞きつけるとお土産を指定してくる。
「お兄が、言ってるんでしょ。」
弟『おついちさん、Aちゃんがバイクでどっか行くとすぐ心配して俺らに言うからね。』
お『だって、可愛い従姉妹が事故にでもあったらと思うと』
と言いながら、お兄は私を抱き締めた。
弟『過保護だね』
「ねー。」
弟者さんと、笑いながら首をかしげた。


お『そういや、メロやんこっち来るんじゃなかったけ?』
弟『来月末の予定。』
「えっ、会ってみたい。お礼言いたいし。いつ?」
弟『来月の20から23日までの予定だよ。』
「会いに行ってもいい?」
お『いいんじゃない?兄者も最近Aに会いたいって言ってるし。』
「それは、違う。兄者さんは、私の新しいバイクに会いたいの。」
2人はあぁと言う顔でこっちを見ていた。

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作者名:nae | 作成日時:2020年4月20日 11時

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