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正直るいちゃん以外とは話したくないと思ってたけど
連絡先すら知らない俺にとってるいちゃんと話せるのはこのアプリしかない
少しの可能性を賭けて電話に出る
違うかったら話さずに切ればいいだけ
｢もしもし｣
？｢もしもし｣
｢あの、龍さんですよね？｣
この声はもしかして…
「そうですけど、あ、その声ってもしかしてるいちゃん？
元気にしてた？」
本当はすっごく嬉しいけど冷静に考えたら覚えてるのって気持ち悪いよね
そう思って普通のトーンで聞き返す
｢はい、なんとか。
私この電話でしか打ち解けた話とかしなくて
前に龍さんが言ってくれた言葉ですごく気持ちが軽くなって」
また話したいって思ってたのは俺だけじゃないのかもしれない
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作者名：ぴすたちお | 作成日時：2022年3月8日 21時
