検索窓
今日:17 hit、昨日:3 hit、合計:13,179 hit

22 ページ22

約束をした日から毎日のように報告のような電話をして







あっという間に約束の22日





どこに行くのか迷った結果2人が共通で好きなアニメの映画を観ることになった





待ち合わせの場所まで行くとスマホを触っているギンガムチェックのコートを着ている人がいた






一目で龍さんだと分かると声をかけるのを迷って電話をかける







「もしもし龍さん?」







龍「Aちゃん迷っちゃった?」








「いや、実は近くにいるんですけどどう声かけたらいいか分からなくて」





そう言うと龍さんらしき男の人はバッと顔を勢いよくあげて笑顔を向けてくれた





龍「Aちゃん久しぶり」





1ヶ月経った龍さんは前よりも髪が明るめになっていてミルクティーみたいな髪色だった




「かっこいい、」




思わず声が漏れてしまった




龍「あはは、ありがとう
Aちゃんもそのワンピースかわいいね」





付き合ったばかりのカップルがお互いを褒めているみたいでなんだか照れくさい





「これは、実はりさに選んでもらって…
龍さんの隣歩くって考えると釣り合うような服私持ってなかったから」






龍「ってことは俺のために買ってくれた服ってこと?
それめっちゃうれしいね」




私には甘すぎるこのワンピースよりもさらに甘い言葉をもらって






"かわいい"という言葉が特別に聞こえるくらい気になる人の域を超えている気がする

23→←21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
115人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴすたちお | 作成日時:2022年3月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。