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り「で、すごい気になってたんだけどAと龍さんの関係って?」






「んー、なんというか」







龍「アニメがお互い好きなんだよね」







り「前にAが言ってたアニメ?」







「そうそう!巨人が出てくるやつ!」






元「しめもAちゃんもかわいい顔してなかなかハードなもの観てるね」





「私結構なオタクだから休日とかずっと部屋にこもってアニメ観てるよ」






元「へー意外だね!」




おとなしい見た目だからかアニメをずっと観てるようなオタクであるというと





大抵のひとが少し引き気味な顔でへーと言ってその後話さなくなる






でもりさや龍さんは引くことなくそんな私を受け入れてくれた





龍さんのお友達とはいえ、意外だと言われその後にどんな言葉が来るのかにドキッとした






元「趣味に没頭できるっていいじゃん!」





「引かないの?」





元「全然!その趣味のおかげでしめもAちゃんと出会えたわけだし感謝しないと」





龍「そうだね、感謝しないと」





私も心の中で龍さんと出会えたことに感謝した





出会いのきっかけではないもののここまで仲良くなれたのはアニメのおかげだから





り「なんかエモいね!」





そうやって話している間に解散の時間になってしまった





元「今日は楽しかったね〜!また会おうね、りさ、Aちゃん」







いつのまにか元太くんはりさを呼び捨てにしていて友達同士が仲良くなっていることに





うれしさを感じた





り「もちろん!龍さんも元太くんもまたね!」





龍「ありがとう、またね」




「じゃあまた、」





笑顔で手を振る2人を後ろ目にりさと駅に向かう

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作者名:ぴすたちお | 作成日時:2022年3月8日 21時

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