A.ー ページ43
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「あれ？今日の仕事､こんなに早いん？」
「いえ､学校に行きます｡少し早めに来てほしいと言われてるので｡」
時間を確認すれば､7:00｡結構いい時間だ
もう準備は整っているようで､制服を着て､身だしなみを整えたら槻は家を出た
見送った皆もそのままご飯を食べて､仕事に向かう
夜は仕事や知り合いとご飯を食べる人がいて､全員揃うのは珍しい
主に大橋か槻が作った夜ご飯を食べたい人が自分でよそって食べる｡時間が合った人同士で和気あいあいと過ごす
今日は高橋と大西､藤原が一緒に食べていた｡そこに遅れて､仕事から帰ってきた槻も入る｡大橋は友人とご飯､道枝と長尾､西畑は仕事で遅くなるらしい
「槻｡学校､どうやった？」
「余裕で間に合いましたよ｡勉強を午前に終わらせて､午後は仕事がてら､近くでゆっくり散歩とかしてました｡」
「流星くん､今度一緒に行ってもらいたいとこあるんすけど､いいですか？」
「ええで！オフの日､後で教えるわ｡」
食べ終わった順に食器を出す
ソファに座ってテレビを見たり､話したりしていれば騒がしい声が聞こえる
「ただいまぁー！！！お腹すいた！」
「ちょっ､謙杜｡夜やから声抑えて！」
なにわの末っ子2人が帰ってきたようで､静かな家の中が騒がしくなる
「お風呂は今藤原さんが入ってますし､ご飯食べますか？注いどきますね｡」
「憐くん､ありがと！みっちー､はよ行こ！」
「わかったわかった...分かったから腕引っ張んな！」
そこから数時間｡ようやく西畑と大橋が帰ってきた
西畑はアクシデントで､大橋は話が盛り上がって予定より遅くなったらしい
時間も時間だったので､ほとんどが寝ており､リビングにはお風呂上がりの槻1人だけがリビングにいた
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作者名：雨水 | 作成日時：2023年3月27日 20時
