欅坂になる４

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理佐side


ずーみんの休業をさっき知らされて、みんなどうする事もできなかった

でも、はるきのおかげでまとまれたし、みんな前を向けた


寮に戻り、みんながそれぞれの部屋に入った頃、私が廊下を歩いていると、ずーみんの部屋からはるきが出てきた


しっかり、ずーみんにも話しかけてあげたんだ

こんなこと出来るのははるきだけだなぁ



理:はるき

あ:あっ、理佐

理:ちょっと部屋来ない？

あ:じゃあ、行く！


はるきを連れて、私の部屋に入る


ベットに2人で腰掛ける


理:どう？ずーみんの聞いて

あ:ん〜どう？あのね、私、この前楽屋戻る時スタッフさんとずーみんの会話聞いたの。だから、少し気にはしてたんだ。

理:そうなんだ

あ:もちろん、21人全員でやりたいし、早く戻ってきてほしい。でも、ずーみんを焦らせたくはないから、ゆっくりでいいからちゃんと治して戻ってきてほしい。

理:ｳﾝｳﾝ はるきってさ、強がりだよね。

あ:そう？

理:うん。泣きたい時は我慢しないで泣いていいんだよ？

あ:うん

理:ずーみんの話してる時、泣くの我慢してたでしょ？私、わかるよ

あ:そ、そんなことないよ

理:ｷﾞｭｯ 大丈夫だよ。泣きたい時は泣きなよ



俯いたはるきの目からは、何かの糸が切れたかのように沢山の涙が溢れた


あ:ずーみん、いないってどうなるんだろ？ｸﾞｽｯ 寂しいｸﾞｽｯ

理:私も寂しい。けど、ずーみんのためにも頑張ろうね。

あ:うん

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