欅坂になる４ (ページ20)

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選抜発表ページ20

今日は、4thシングルの選抜発表。

やっぱり、この空気嫌い。

みんな、楽屋で話さなくなっちゃうからね。

最近は、立ち位置よりもその位置でどれだけメンバーのことを考えて行動できるか、そんなことを考えるようになった。

どこの位置だって、悩むこと、大変なことがあると思う。

そのことを誰にも相談できない、支えてあげられない。

そのままだったら、きっといつか壊れてしまう。

だから、私は支えてあげたい。

ナ:センター、平手友梨奈。

平:はい。

4thも友梨奈になった。

私は、友梨奈の横。

一番、支えてあげたい人。

何でもかんでも、自分のせいにしてしまう。

自分を攻めてしまう。

それは、私と似ている部分。

センターだって経験した。

一番、友梨奈の気持ちをしっかり受け止めて、気持ちを分かってあげられるのは私な気がする。

収録後、楽屋を出ていく友梨奈がいた。

それを追いかける。

あ:友梨奈。

平:はるき！！

名前を呼ぶと勢いよく飛びついてきた、友梨奈。

友梨奈いつも、一人になりたいとき、ちょっと静かなところに行きたいときは、3rdの選抜発表のあと私と話したあの外の場所に行くんだ。

あそこは、誰も通らないからね。

あ:どうしたの？

平:・・・。

何も答えない。
私の肩に顔を埋めた友梨奈の体は、震えている。

人前で泣くのが苦手な友梨奈は、滅多に泣かない。
でも、私の前では素直に泣いてくれるし、自分の気持ちも話してくれる。

私は、友梨奈の体をギュっと抱きしめた。

あ:大丈夫、大丈夫。

平:自信がないよ・・・。私になんてやるしかくあるのかな・・・。最初はね、自信がなくても
そのうちなれるから、大丈夫かな？って思ってた。だけど、日に日に自信がなくなる・・・。

あ:友梨奈はね、自信がなくなってくかもしれない。でも、周りからしたら、友梨奈が思ってる何倍も成長してるし、もっと自信を持ってほしいと思ってるよ。

平:ﾌﾘﾌﾘ

あ:周りの目なんて気にする必要ないよ？友梨奈には、友梨奈のやり方がある。全く同じ考えの人間なんて存在しないから。友梨奈がやりたいようにやっていい。なにかあっても、横で支えるから。

平:ありがとう。

最高のシングルに、、、。

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結局、選抜発表書いてみました。笑笑