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JS「お邪魔しました」
そろそろ帰らなきゃと時刻を確認しながら
再びマスクと帽子を被った彼。
「あの…」
JS「もうお礼はいらないよ(笑)
それにお互い外国人だし韓国の
厳しさとか僕らの中ではあまり気にしないで？」
「…ありがとうございます。
でも、何かお礼…」
JS「じゃあ、また会える？」
携帯を不意に見せてきた彼。
「え？！良いんですか？」
JS「もちろん」
お互いの連絡先を交換して
ジスは何か打ちながら玄関へと向かっていた。
JS「じゃあ、おやすみ」
靴を履いて立ち上がった彼は
私との目線の高さがさっきよりも
近くなっていた。
玄関が下がっているからだけど
それでもまだ私より高い。
「おやすみなさい」
静かに閉まる扉を眺めたままその場から動けなくて
やっと頭が追いついて
「本物…だよね…」
ゆっくりとリビングへと戻って
テーブルに置かれた鍵が目に入る。
さっき開かなかった事を思い出しながら
冷静になった頭で考えた。
刺さったけど回らなかったって事は…
「もしかして…まさかね(笑)」
ないない。って自分に言い聞かせながら
さっきまで彼が座っていた所を眺めながら
残りの飲み物を口に運んだ。
「…また会えるのかな」
夢ならば覚めないでほしいと
本気で願ったのは人生で初めてかも…
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Chii。(プロフ) - ひなさん» コメントかなり前にいただいていたのにすみませんでした。大好きと言っていただけて嬉しい限りです！これからもご愛読頂けたら幸いです。本当にありがとうございます。 (5月9日 21時) (
レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - この作品大好きです (1月15日 3時) (レス) @page49 id: a9806193c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chii。
| 作成日時：2022年1月25日 0時
