【SVT】key. (ページ46)

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ドアが閉まったのを鏡越しで確認すると

SC「…ドキドキしたわ」

JH「あれはもう危ない」

JN「キスしちゃうのかと思った」

HS「何、あの色気」

WN「もう…さ」

WZ「なんか、良いの書けそう」

MH「ってか…」

DK「見えて…」

SG「ダメダメ！」

VN「Oh」

DK「今、塞がないでよ。ヒョン」

JS「…俺、ちょっと見送ってくる」

今のでわかったけど、
何人か見ちゃってるってことね。
なるほどね。

JH「シュア」

JS「大丈夫、すぐ戻る」

JH「ん」

扉を開けるとすぐそこの壁に寄りかかるAの
手を掴んで少し先の空いてる部屋に連れて行く。

「ジスあの、」

JS「黙って」

ドアを閉め
Aを抱き寄せれば少し荒々しくキスをした。

「ん…」

JS「…はぁ…もう」

「ごめん、でも、見えてないよね？」

JS「肌が少しでも見えるのも嫌なの。
しかも角度によってはさ？
わからないでしょ？」

ちょっとキツく言いすぎたのか
凄い悲しそうな顔をして

「ごめんね、ジス」

JS「…もう…」

そんな顔して言われたらさ

JS「怒ってないよ。
そのかわり、Aからキスして？」

えって顔したけど背伸びをして
キスをしてきた。

「ごめんね？」

JS「もうこのままって言いたいけど
俺、まだかかるから、夜は行くね」

「あっうん…わかった」

JS「お疲れ様」

「ジスも頑張って」

何かを察したのか照れた感じで帰っていく
Aの背中を見送って練習室に戻ると
ティッシュを渡された。

JS「ん？」

JH「…グロスついてるけど？！」

わざとだな。なかなかの声量で言われた。

JS「あぁ、ごめん」

JH「激しいこと」

SC「シュアが…まさか…」

JS「え、なんで？」

SC「ジェントルマンじゃ…」

JS「さぁ(笑)」

JH「弟達が顔やら耳やら赤くしてるし
わかりやすいわ(笑)」

JS「ごめんって(笑)」

1番赤いのはハニだってことは内緒にしておこう。