【SVT】key. (ページ34)

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目が合って…

思わず近づいた、その時
弟たちが居たのに気付いちゃった。

むしろ居てくれて良かった…

「ジス？」

JS「ん？」

「どうかした？」

JS「ううん。
楽しい思い出になった？」

「うん。とても。
皆んなが美味しいって飲んでくれたし」

JS「あっ、そうだ。
そのお店の夜の時間って結構入ってるの？」

「そんなに多くはないけど…」

JS「そっか…」

「この前はたまたまだし…
大丈夫だと思ってる」

JS「何かあってもさ
すぐに行けるわけじゃないから心配」

「何言ってんの(笑)彼女でもない人に
そこまでする必要ないって(笑)」

JS「…、彼女じゃなくても心配するよ？
Aだもん」

「…恥ずかしいってば(笑)」

喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。

一度は我慢したはずなのに

JS「A、あの、JH「シュアー」

呼ばれた。って事は
朝ご飯やら何やらを済ませなきゃいけない。

JS「ごめん。行かなきゃ」

「私も帰りの荷積とかしなきゃ」

JS「じゃあ、また」

「お疲れ様でした」

この後はAに会う事はなく
宿舎へと帰ることになる。

皆んなの元へと行くと

JH「お、きたきた。
食べちゃいな？」

JS「うん」

ウォヌが隣に来て

WN「ごめん、また…」

JS「大丈夫。助かった」

WN「流石にね？(笑)」

JS「うん。流石に(笑)」

準備を済ませて帰りの車に乗り込むと
スタッフ達の車が目に入る。

思い出すのは
笑顔だったり、恥ずかしくて照れてみたり
ありがとうって真っ直ぐ見つめる目だったり…

WZ「ヒョン」

JS「ん？」

WZ「頬、ゆるゆる」

JH「シュアー(笑)」

JS「ごめんごめん」

DK「寒いのに暑いね(笑)」

SG「本当、暑い暑い」

JS「気をつけるよ」

SG「ヒョン…」

JS「ん？」

JH「…悩める乙女だね」

DK「男だよ」

JH「知ってるわ(笑)」

JS「はは(笑)」

良かったー…笑ってくれたー…とか。

ごめんね、心配させちゃったね。

そんな時、携帯に連絡がきて

JS「ふふ(笑)」

JH「…今度は何(笑)」

JS「Aがスングァニとかディノとかバーノンに
ちゃんとお礼してない！って焦ってるよ」

SG「ヌナ好き」

JS「それはダメ」

SG「ヒョン、顔がマジすぎます」

JH「あはははは(笑)」