【SVT】key. (ページ13)

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「あの、シャワー浴びたいので…
リビングで待っててください」

JS「ごめんね、僕がいたら嫌だよね？」

「大丈夫です…それより明日お仕事ですよね？」

JS「それは気にせず(笑)」

じゃあってリビングに先に行かせてもらったら

JS「物が増えてる」

この前は殆ど物が無かったのにソファとテーブルが
追加されていた。

テーブルの上には俺が付けた鍵があって
後で貰おうとか考えていたら

JS「もしもし」

JH =あれ？今1人？=

JS「今、シャワー浴びてる」

JH =えーい(笑)=

JS「…残念ながら想像してるような事は…」

JH =そーだ。色々大変になりそうだよ=

JS「え？」

JH =取られないようにね=

じゃって切れた電話。
取られないって…

「あの」

JS「あっごめんごめん」

「パーカーは洗って返します」

JS「気にしなくていいのに」

「座ってください」

JS「じゃあお言葉に甘えて…」

ソファに腰掛けると飲み物を出してくれた。

「どうぞ」

JS「ふふっありがとう」

「え、何か変でした？」

JS「違くて。緊張してる？」

「え、あっいや…(笑)」

って言いながら少し間を開けて座った彼女。

JS「しばらく会わなかったしね」

「次あったら…あっそうだ！これ…」

JS「あっそうそう。ありがとう。
でも、これは付けといて？」

渡された鍵に付いていた
キーリングを外して渡すと

「良いんですか？」

JS「うん。いいよ」

嬉しかったのか急いで鍵を取りに行って
付けてくれた。

やっと笑ってくれたなんて思っていたら
Vラ始まったよ。って連絡が入った。

JS「ホシがVラしてるって。ほらっ」

「え、ほんとですか？」

携帯を見てるから、まぁ、必然的にだけど…

トンって肩が触れた。