【SVT】key. (ページ36)

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JS「あれ？ハニは？」

SC「電話しに行ったみたいだよ」

JS「あっそうなの？」

休憩になってハニがいないことに気付いた。
いつもは弟達と戯れたりしてるから
あまり居なくなることはないんだけど。

時刻を確認すると日付変更まで1時間弱。

JH「シュア」

JS「どこ行って…」

JH「会わなくていいの？」

JS「…仕方ないよ」

JH「会いたくないの？」

JS「…会いたいよ。そりゃ」

JH「なら良かった」

JS「え？」

ハニはそれだけ聞いて弟達のところへと向かった。

後一回、合わせたら今日は終わりにすることに
なったみたい。

日付変わるまでには終わりそう。

SC「じゃあ今日は終わりにして帰るぞー」

各々、片付け始める中

JH「シュア」

JS「ん？」

JH「ちょっといい？」

JS「うん」

片付け始める中でハニに呼ばれた。

その時、スンチョルも寄ってきて

SC「あ、あのさ、これ取りに行ってきて？」

JS「え？ここって…」

JH「そ。頼んだよー」

注文したであろうメニューがつらつらと
書かれた紙と場所。

JH「あ、片付け良いから行ってー」

JS「わかった」

Aに会えるかも。

Aが働いてる所に注文したのを取りに行く。
そうすれば会えるから誰かの計らいかな？
なんて思いながら向かう。

今日、仕事が長引くかもって言ってたから。

急いで支度をして店に向かうと
女性らしき人が見えたから
一度、心を落ち着かせて…

「いらっしゃいませ」

JS「あ、あの…」

そこに居たのは全然違う人だった。

辺りを見回してもAの姿はそこにはなくて
携帯を見ても連絡もない。

JS「これを取りに…」

携帯を閉じてそっと鞄へとしまった。