２３２話# チームメイトの再会 ページ5
#帝国学園・グラウンド#
〜鬼道side〜
重々しく聳え立つ建物。
ピリッとした空気には少しも隙間がない。
これぞ帝国学園。
入学式を終え、俺は高等部生用のグラウンドへとやって来た。
雷門とは違う室内グラウンド。
そこの雰囲気は更に凛としていた。
佐久間「鬼道！」
源田「鬼道！」
鬼道「佐久間、源田」
今日から、またここでチームメイトになる。
佐久間「嬉しいよ、鬼道が帝国に戻ってきてくれて」
源田「どういう風の吹き回しだ？」
鬼道「俺は雷門サッカーによって新しい自分を見つけた。お前達も知っている通り、雷門には帝国とは違う強さがある。俺はその強さの秘密をもっと深く探ってみたくなった。そのためには雷門と戦うことが一番じゃないかと思ってな」
源田「ライバルとなって自分を極めながら強さを掘って行くんだな」
鬼道「ああ」
佐久間「鬼道らしいぜ」
３人で、ゴールポストを見つめる。
佐久間「今日から、またチームメイト」
鬼道「３年間、よろしくな」
源田「ああ！帝国で天下を取ろうぜ！」
ガッチリと結ばれた３人の手。
ここから俺の新しいサッカーが始まる。
鬼道「...」
A。
元気でやっているかな。
きっと今までとは違う環境に戸惑っているんだろうな。
頑張ってほしい。
...だけど、俺には彼女をそう励ますことができないでいる。
豪炎寺のために自分の進路を犠牲にして厳しい環境に自分を追い込んだあいつを、本当だったら救い出してやりたい。
だけど彼女が決めたことだ、俺に口出しする権利なんてないんだ。
まして心の中には別の男がいる彼女にとって、俺はただの駒にすぎない。
あの日豪炎寺と鉢合わせしてよく分かった。
俺とAには未来がないと。
その証拠に、俺はあれからAに一度も連絡ができていない、する勇気がないんだ。
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ななっち(プロフ) - アマネさん» いえいえ全然です！こちらこそわざわざありがとうございます！！はい、またよろしくお願いしますね＾＾ (2018年2月14日 23時) (
レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
アマネ - ななっちさん» わああ、そこまでさせてしまってすみません（汗）でもどちらのバージョンも素敵です！一足早いですが続編おめでとうございます、これからも影ながら応援させていただきます(^^) (2018年2月14日 23時) (レス) id: 6367bb81f0 (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - Vermut（元ソラノです）さん» わーありがとうございます〜！！！！頑張って書きました！感動できたようでいろいろ伝わったみたいで私もめっちゃ嬉しいです＾＾ (2018年2月12日 23時) (レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut（元ソラノです） - きゃぁぁぁぁぉぁぁぁあ!!!!ってなりました！(泣)まだ終わってないのに泣けてきました(T ^ T)やっぱり何度見ても最高ですね！！これからも応援しています！！ (2018年2月12日 22時) (レス) id: d3f0b80636 (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - アマネさん» ゴロっと変えてしまいました笑 ほんとにありがとうございます！！これからもよろしくお願いします＾＾ (2018年2月11日 22時) (レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななっち
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/trhthe/
作成日時：2018年2月3日 20時
