８４話# カレー ページ11
#川辺#
あくる日の午後。
サッカーをしに行くマコを送り出した後、あたしは考え事をしながら散歩をしていた。
今日も暑いな。
少し休憩をしようと、川辺の草の上に腰を下ろす。
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勝也「当たり前だ。一刻も早く辞めさせてドイツへ行かせる。
これは私が決めたことだ。豪炎寺家のことによそ者の意見はいらない」
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先生の言葉が頭の中で渦を巻く。
どうすればいいんだろう、あたしは。
A「はぁぁ...」
大きなため息とともに草むらに上半身を倒す。
閉じた目を開いたら、そこには眩しい太陽...じゃない！！！
綱海「なーにやってんだお前」
A「ひゃああああっ！！！」
綱海の顔がそこにあった。
A「もう！ビックリさせないで」
綱海「Aじゃねーか！何してんだ？」
A「いや、ちょっと散歩の」
綱海「分かった！悩み事だな！！」
A「そんなこと言っ」
綱海「分かってるって。お前のその気持ち。苦しいよな、切ないよな。俺様にどーんと打ち明けてごらん、なっ？」
相変わらずの熱血男。
まあ、一応年上だし、オブラートに包んで少しだけこぼしてもいいよね？
A「カテイ(家庭)って何だと思う？」
綱海「(カレー？カレーはカレーだろうが...)お前そりゃ、偉大なモンだろが」
A「偉大...」
綱海「辛くて辛くてしょうがねぇけど、でも何だかんだみんな大好きでさ。心から嫌いなやつなんかいねぇだろう(ニカ)」
そうか。
家庭とは常に大小問題だらけで辛いもの。
でも、みんな自分の家庭が好きでいるんだ。
綱海「まぁ俺様にとっちゃ、あれは平和の象徴だな！」
A「そうか...でも、、」
綱海「なーにうじうじしてるんだ！！そんなに気になるなら、もっと自分で調べて、ウザイって思われるまでとことん付き合っていきゃいいんだ！こんなとこで悩んでても、何も見えてこねーぞ！」
A「(はっ)たしかに！」
綱海「そうと分かったらさっさと行きな！」
A「うん、ありがと綱海！！」
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ななっち(プロフ) - かなさん» わーーとても嬉しいです！！長い間ありがとうございます！！もっと面白く書けるように頑張ります！＾＾ (2017年8月20日 15時) (
レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - ななっちさんの作品、昔から読んでいています！また復活してくれてとても嬉しいです！私も作品書いているのですが、ななっちさんみたくなれるようにがんばりたいです！応援してます！ (2017年8月20日 10時) (レス) id: e5a68393f3 (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - みるくてぃ☆さん» いえいえーまた読みに行くね♪ (2017年8月20日 0時) (レス) id: b79a46e22d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ☆(プロフ) - ありがとう!!ちょっと自信が持てた笑 ななちゃんがそう言ってくれて嬉しい!頑張るね(*´ω`*)ほんとありがとう！ (2017年8月20日 0時) (レス) id: 363c42bf1d (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - みるくてぃ☆さん» 改善した方がいいとかは思わなかったよ〜色んな作者さんそれぞれの個性がある方がすきだし！なんか全体的にギャグっぽい所がすごく面白くて好き！あたしはギャグ得意じゃないから逆にすごいって思ったよ〜！ (2017年8月20日 0時) (レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななっち
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/trhthe/
作成日時：2017年8月11日 15時
