７５話# 青空の下のグラウンド ページ2
#天河原中・グラウンド#
眩しい日差しが木の葉にさえぎられている。
さわさわと木の葉を揺らしながら、夏の風が通り過ぎていった。
雲ひとつない青空。
サッカーグラウンドは、綺麗な青空の下でますますその新しさが目立つ。
雑草もないし土に汚れもない。
A「はーい！みんなそろそろ練習始めるよー！」
若葉が茂る桜の木の傍にある小屋に向かって声を張り上げる。
すると開かれた小屋の扉から、６人の男の子達が出てきた。
A「じゃ、今日もウォーミングアップから始めよ！」
「「おう！」」
陸上部を辞め、手続きを進めて正式にサッカー部が成立してから２ヶ月が経った。
サッカーグラウンドが作られている間、あたしは部員を集めながら経費や運営面のことで忙しくしていた。
部員はまだこの６人とあたしだけ。
チームを結成するにも人数が足りないし、監督だっていない。
ユニフォームだってないから、みんな体操着だ。
「今日は入部希望者来るかねー」
「グラウンドでサッカーやってりゃ、興味あるやつ出てくるだろ」
A「グラウンドが完成してからまだ１週間も経ってないしね！」
「ああ、頑張ろう」
「来年の４月には大会に出られるほど人数が増えているといいな」
準備運動をしながら軽くおしゃべりをして、やがてそれぞれグラウンドの周りを走りに行く。
すると１年生の男の子が聞いてきた。
「A先輩は今日はランニングしないんですか？」
A「今日は暑いから、おサボりで(テヘ)」
あたしはここで、マネージャー兼プレイヤーとして実質上部長を務めている。
サッカー部を作ってから、毎日が充実していて楽しい。
あたしの近い目標は、人数を集めていつか雷門中と試合をすることだ。
それまですごく楽しみだし、仕事にもメリハリがつく。
A「うーーーーん」
大きな伸びをして、あたしは青空を見上げた。
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ななっち(プロフ) - かなさん» わーーとても嬉しいです！！長い間ありがとうございます！！もっと面白く書けるように頑張ります！＾＾ (2017年8月20日 15時) (
レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - ななっちさんの作品、昔から読んでいています！また復活してくれてとても嬉しいです！私も作品書いているのですが、ななっちさんみたくなれるようにがんばりたいです！応援してます！ (2017年8月20日 10時) (レス) id: e5a68393f3 (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - みるくてぃ☆さん» いえいえーまた読みに行くね♪ (2017年8月20日 0時) (レス) id: b79a46e22d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ☆(プロフ) - ありがとう!!ちょっと自信が持てた笑 ななちゃんがそう言ってくれて嬉しい!頑張るね(*´ω`*)ほんとありがとう！ (2017年8月20日 0時) (レス) id: 363c42bf1d (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - みるくてぃ☆さん» 改善した方がいいとかは思わなかったよ〜色んな作者さんそれぞれの個性がある方がすきだし！なんか全体的にギャグっぽい所がすごく面白くて好き！あたしはギャグ得意じゃないから逆にすごいって思ったよ〜！ (2017年8月20日 0時) (レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななっち
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/trhthe/
作成日時：2017年8月11日 15時
