私、JUMP辞めます。【HSJ】

いじめ ページ30

貴方side



目を覚ますと、





すぐに口から出た言葉。









それは、貴方。









・









夢亜ちゃんに向けての言葉＿＿＿。







「ありがとう。」







なのに…何で皆そんな顔で見るの？





なんで、何で…









私を助けてくれたのは夢亜ちゃん…なのに。









そんなことを思っていると、









・









「何の、ありがとうなの。」



そんな言葉が、聞こえてきた。





さっき思っていたことを、







全部、全部言ってやろうと思ったけど…









そこには…



涙を沢山流して、

ちょっと怒っているような圭人がいたから、









何も言えなかった。





普段、全然怒らない圭人が泣いていたから。



私はきっと、圭人が＿＿だから。







何も言えなかった。









ただ、

「け、けーと？」



と、彼の名前を呼ぶことしか出来なかった。









すると、彼は…



圭「何で…ありがと…って…ど、ゆこと…？はや…く、、泣」





と、何も言わない私に、


急かすようにそう言ってきた。







もう、そんなに言うんだったら言うか。



そう思い、自分が思っていたことを、





全て話した…。









すると、彼は嘘をつく。




圭「違う。違うよっ！俺と伊野ちゃんと知念だよ！！Aを助けたのは！！何で…っ何で…俺ばっかり…。もう嫌だっ！！」





でもっ…！！





そう言おうとしたときには、









・









ﾊﾞﾀﾝｯ









・









彼は、もうここにはいなかった＿＿。





何でこんなに悲しいの…。


圭人が悪いんだから、悲しくならなくても良いじゃん。



何でこんなに圭人の事を考えちゃうの…。





何でこんなに涙が出てくるの…。









何でこんなに君が恋しいの…。



私は、君のことが好きなの…？


ー*ー*ー*ー*ー*ー
皆さん！ちらっと見たら…
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by 作者

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