「やぁ、こんにちは」 ページ10
「アハハハハハハ！！あい何言ってるのぉ！！」
「ええ！そんなに変なこと言ってないよぉ！！」
「あいー！嘘つけよー！もー！！」
「wwwwww」
「ねぇ、あいのせいでつぼみがツボったんですけどー！！！」
「えー！私のせい！？」
「アハハハハハ！！」
バタンッ ゴンッガンッ
明るい彼女たちの後ろで誰かが転びものを落とした音がした。
「チッ ハァ。おい、またかよ」
「あ〜あ、ま〜ただねぇ。あいの荷物までねぇ」
「水指すんじゃねぇよ！！ああ！？」
ドッ ゴッ ガッ
骨に鈍く当たる音がする。
「ちょっと、やりすぎwww」
「そんなこと言いながら動画撮ってるじゃんwてか死んじゃうw死んじゃうw」
「こいつ何も反応しないし言わないし前の方が楽しかったわ」
「な、人がかわったかのようにな」
「うるさくないのはいいけど」
「ちょっと、やめなよ。」
「あい、大丈夫だよ！こいつうぜーし」
「って言わないよ？私は」
さっきまで真顔だったあいという彼女は、醜くひどく悪く微笑んだ。
「あはははは！壊れてもしゃねーわ信じてたのに裏切られてなぁ！！」
「はぁ、いつ入ろう。」
「！は？あんたな、「はい、おいで？」
「はぁ、どうする？あい？」
「あいは？」「さぁ」「どこ？」
「･･････あい？」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ちょっと、降ろして！！」
「よいしょっ、と。はい。あーあー暴れないで。」
「ついたなら降ろしなさい！！」
「ここ、屋上だよ？」
「関係無い！早く降ろして！」
「落とすよ？」
そう言った店主の顔の目は淀んでいた。
「･･････分かった。降ろして。」
「はいはい。いいよ。ほら。」
「それで、今更何の用？」
「えー、貰ってないよ代償。」
「は？あんときあげたじゃん。私の一番大事だった宝物。」
「あ、あれか熊のぬいぐるみのキーホルダー。」
「そ。前の。」
「あんなんじゃ足りないよ？知ってる？利息。日に日にどんどん払う額は大きくなっていく。そうだ。今のあいちゃんの代償はね、」
「何？」
「死んでくれない？」
「は？何いってんの？」
「いいじゃん！神として更に崇められるし！！クラスでいじめがあってそれを悔やんで自分から死んだ可哀想な子として広まるよ！良かったね！」
さっきまで淀んでいたとは思えないほどの純粋な目をしながら、満面な笑顔をしていた。
まるで、何も汚れを知らない少年のように。
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嘘つきピエロ - 心に響くものがあってめっちゃ惹かれました！ (2020年11月29日 1時) (
レス) id: f059c2a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
レイン - ドォナツさん» 返信遅くなりすいません！ありがとうございます！こういう世界観って書くのが難しいんでそう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年5月14日 18時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
ドォナツ - ダークな世界観が大好きです！応援してます (2020年5月7日 16時) (レス) id: 871381f269 (このIDを非表示/違反報告)
レイン - haru☆さん» うわああああ！すごい嬉しいです！私が好きな世界観を私なりに作っているのでそう言ってくださって嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年4月21日 22時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
haru☆(プロフ) - 世界観が凄い好きです、更新頑張ってください！ (2020年4月21日 19時) (レス) id: 8a171a65b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイン | 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2020年2月22日 13時
