夜空126 ページ6
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−カラ松side−
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―「そんなことがあったのね...」
おばさんは俺たちに全てを話してくれた。
そんなことが...
だから彼女は俺たちのことを、全く覚えていないんだ。
一「...そのいじめの主犯、誰か分からなかったの？」
母「ええ...先生に聞いたらいじめがあったのは事実だけど、主犯は分からなかったって。」
お「なんだよそれ...そいつのせいで、Aは...」
ト「...僕たちで、Aの記憶取り戻そうよ！僕たちと一緒にいて楽しかった思い出を。」
チョ「でも...それって本当に正しいのかな？」
十「どういうことー？？」
チョ「だって...思い出すって、俺たちの楽しかった思い出だけじゃなくて、いじめられてた記憶も思い出すってことだよ？
思い出したら...Aちゃんが辛いよね？？」
チョロ松がそう言ったら、みんな黙り込んでしまった。
確かに...今の彼女が過去の辛い記憶を思い出したら...受け入れられるのか？彼女は。
十「そう言えばおばさん。Aちゃんはどこ行ったの？？」
母「あの子ならギターを持って駅の方へ行ったわよ。久々に歌いたいって。」
カ「...」
俺は何も言わずに立ち上がる。
ト「どこ行くの？」
カ「...Aのところ、行ってくる。」
俺はそれだけ言うと、居間から出て行った。
Aに会いたくてしょうがなかった。
A...A...
俺にできることがあるなら、俺は...なんだってする。
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます！頑張ります＼(^o^)／ (2016年1月11日 21時) (
レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね！完結できるように頑張ってください！応援してます！ (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2016年1月9日 20時
